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JasperReports (ジャスパーレポート)とは、米Jaspersoft社が開発/販売しているオープンソースの帳票及びビジネスインテリジェンスソフトウエアである。短時間かつ安価でグラフを含む帳票を作成することができるので海外ではデファクトスタンダードのオープンソース帳票ツールとされている。 JasperReportsは、帳票をレイアウトとデータに分離している。レイアウトとは、空白の帳票用紙のようなものです。用紙の大きさ、枠線など用紙に固定表示する物、データを表示する位置、計算式などを定義する。データとはデータベース、CSVファイル、Excel xlsファイル、Java Beansなど帳票に表す値の元になるものである。レイアウトとデータを分離することで、一つのレイアウトを使って複数種類のデータから帳票を作成することができる。作成した帳票をPDF、 HTML、 Microsoft Excel、 RTF、 ODT、 CSV やXMLなど多くの形式に出力することができる。 JasperReports用のレポートレイアウトはjrxml(JasperReports XML)と言うXML形式のファイルで定義される。テキストエディタでこのXMLファイルを作成することもできるが、多くの場合はJaspersoft StudioのようなGUIエディタを使ってレポートレイアウトの定義を行う。 豊富なグラフの種類を描くことができる。分析結果を色々なグラフで表示することができるため、海外などからBIツールとしても注目されている。また、海外ではデファクトスタンダードの帳票作成ツールとなっているため、海外ユーザとレイアウトを共有できる。 Jaspersoft Studioで作成したグラフの例 ==特徴== *Javaアプリケーションに組み込んで使うことができる *無償のコミュニティ版と有償のエンタープライズ版がある *独自コンポーネントを追加することができる *Javaクラスをオーバーライドして基本機能を拡張、変更することができる *レポートの定義にスクリプトを使うことができる *サブレポート(帳票の中に別の帳票を埋め込む)の作成ができる 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「JasperReports」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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