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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
ジョン・デヴィッド・サウザー(''John David Souther''、1945年11月2日 - )は、アメリカ合衆国デトロイト出身のミュージシャン、シンガーソングライター、俳優。。ソロアーティストとして活躍する傍ら、リンダ・ロンシュタット、イーグルスなどに後にヒット曲となる作品を共作するなど多くのアーティストに楽曲提供を行ってきた。 == 経歴 == 1945年11月2日、ミシガン州デトロイトで生まれ、テキサス州アマリロで育った。ミュージシャンおよび作曲家として初期の頃、彼はテキサス州の有名ロック歌手で仕事仲間のロイ・オービソンに大きな影響を受けた。1960年代後期、カリフォルニア州ロサンゼルスに引っ越した後、デトロイトのミュージシャンで作曲家のグレン・フライと出会い、2人はルームメイトとなり音楽面でコラボレイトした。この時に階下に住んでいたのはジャクソン・ブラウンで後にサウザーとフライとコラボレイトするようになる。 この後間もなく、サウザーとフライはロングブランチ・ペニーホイッスルというフォーク・デュオを結成。1970年、ジミー・ブラウンのアモス・レコードからギタリストのジェイムズ・バートン、ライ・クーダー、バイオリニストドグ・カーショー、ドラマージム・ゴードン、ピアニストラリー・ネクテル、ベーシストジョー・オズボーンを起用した、グループ唯一のアルバムが発売された。 1970年代にブームとなったウェストコースト・ロックを影で支えたほか、イーグルスやリンダ・ロンシュタット、ジャクソン・ブラウンなどと交流を持ってきた。特に、イーグルスとは深い関わりを持っており、「もうひとりのイーグルス」とも呼ばれた。裏方の仕事としては、楽曲提供だけでなくバック・コーラスなどでも頻繁にゲスト参加を行った。 1972年、デイヴィッド・ゲフィンによって説得され自身の名を冠したソロ・アルバム『''John David Souther'' 』のレコーディングした後、サウザーはクリス・ヒルマン、リッチー・フューレイと共にサウザー・ヒルマン・フューレイ・バンドを結成。このバンドは2枚のアルバムを出したが、方向性の違いと売り上げ不振からバンドは消滅(フューレイ は後にクリスチャン音楽に転換するが、非宗教的な音楽を演奏することへの不安が原因とは言及されていない)。1970年代の何年間かリンダ・ロンシュタットと交際し同棲していた。 サウザーは特にカントリー・ロックでの作曲の才能を評価されている。イーグルスのヒット曲『''Best of My Love'' 』、『''Victim of Love'' 』、『''Heartache Tonight'' 』、『ニュー・キッド・イン・タウン』などを共作している。イーグルスの『ロング・ロード・アウト・オブ・エデン』の『ハウ・ロング』はサウザーの作曲で、元々彼の1972年の1枚目のソロ・アルバムに収録された曲であった。またリンダ・ロンシュタットのアルバム『''Don’t Cry Now'' 』を共同プロデュースし、アルバム『''Heart Like a Wheel'' 』の『''Faithless Love'' 』やアルバム『''Living in the USA'' 』の『''White Rhythm and Blues'' 』などの何枚かのプラチナ・アルバムの曲を作曲した。ロンシュタットとは『''Hasten Down the Wind'' 』、『''Prisoner in Disguise'' 』、『''Sometimes You Can't Win'' 』など何曲かをデュエットしている。ボニー・レイットのアルバム『''Home Plate'' 』の中の『''Run Like a Thief'' 』の作曲もしている。 彼は他のアーティストによって作曲された曲にも参加しており、クリストファー・クロスの自身の名を冠したデビュー・アルバム『''Christopher Cross'' 』の『''The Light is On'' 』にドン・ヘンリーと共にバック・コーラスで参加。1976年のダン・フォーゲルバーグのLP『''Nether Lands'' 』の『''False Faces'' 』と『''Loose Ends'' 』、1975年のフォーゲルバーグのLP『''Captured Angel'' 』でフォーゲルバーグと組んだデュエット、ホット・ダム・ブラザーズとして参加した。 ソロとしても1979年のアルバム『''You're Only Lonely'' 』のタイトル曲『''You're Only Lonely'' 』でビルボードチャートの第7位になり大ヒット。AORに通じるアダルトな音作りで、日本では1991年に映画『波の数だけ抱きしめて』の挿入歌として起用され、2006年に三菱・アウトランダーのCMソングに使われた。また、台湾のガールズグループ、S.H.Eが「Only Lonely」というタイトルで中国語でカバーしている。ジェイムス・テイラーのアルバム『''Dad Loves His Work'' 』のサウザーとのコラボレイト曲『''Her Town Too'' 』はビルボードのポップ・シングル・チャートで第11位となった。 1987年のコンサートおよびビデオ『''Roy Orbison and Friends: A Black and White Night'' 』に曲の提供者、演奏者、ボーカル・アレンジャーとして登場し、1989年のスティーヴン・スピルバーグの映画『オールウェイズ』の中でザ・プラターズの『煙が目にしみる』を歌い、1989年から1992年のシットコム『''Anything but Love'' 』のテーマ曲を作曲したりした。 2002年以降は結婚を機にテネシー州ナッシュヴィル近郊に居を移し、ナッシュヴィルでの活動が多くなっている。 2008年10月14日に25年振りの新作アルバム『''If the World Was You'' 』を発表し、それに合わせてツアーも行った。その一環として2009年1月には久しぶりの来日公演を果たした。2009年秋、新旧の曲を織り交ぜたライヴCD『''Rain - Live at the Belcourt Theatre'' 』を発売。2011年、他のアーティストのヒット曲をカヴァーしたアルバム『''Natural History'' 』を発売。このCDにはクリス・ウォルタースがピアノで、ジャズの影響を受けたサウザーの音楽が含まれている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「J.D.サウザー」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 J. D. Souther 」があります。 スポンサード リンク
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