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KARATEKA[からてか]
『KARATEKA』(カラテカ)は、日本のテクノユニットである電気グルーヴの3枚目のアルバム。 1992年10月21日にキューン・ソニーレコードよりリリースされた。 帯のキャッチコピーは「空手のマネして新聞配る-これ究極のKARATEKAなり。ポップにヒート・アップした電気GROOVEのサード・アルバム。」(これはメンバー自ら考案したものではない)。 == 解説 == このアルバムのタイトルは元々、「ガンダム」という名称を予定していた。それは、1980年代に活動していたテクノグループ、イエロー・マジック・オーケストラの「ライディーン」がテレビアニメ『勇者ライディーン』から命名されたことに対し、テレビアニメ『機動戦士ガンダム』に因んで「ガンダム」というタイトルの曲を作成しアルバムタイトルにも使用する意図で制作された。しかし、著作権上の問題で「ガンダム」という名称の使用許可が下りず、「KARATEKA」というタイトルになった。初期タイトル案の名残か、『機動戦士ガンダム』からのボイスサンプリングが行われた個所もいくつかある。なお、後年ではメンバーの中では最低の評価がなされているアルバムで、後のライブで本作からの曲が演奏されることはほとんど無かった。実際、セルフトリビュート・アルバム『The Last Supper』では、本作からは一曲も選曲されていない。しかし、現在はスネークフィンガーとHi-Scoreなどがライブで演奏されることがあり、メンバーの本作に対する考え方が変わっていることが分かる。同グループの中心人物である石野卓球は当時のことを振り返り、「自分には新しくやりたい音楽が出来たのに、パブリックイメージ通りのものを作らなければならない辛さがあった」という趣旨の事を語っている。この葛藤から、次作『VITAMIN』が生まれることになる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「KARATEKA」の詳細全文を読む
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