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KARKADOR(カルカドル)は、日本の音楽グループであるP-MODELの6枚目のスタジオ・アルバム。 1985年10月25日にアルファレコードより発売された。 1994年12月21日にCDとして発売され、2007年7月25日にソニー・ミュージックダイレクトよりデジタルリマスタリングされ、紙ジャケット仕様で発売された。 その後、同時期に発売されたONE PATTERNと共に価格が高騰していたが、2012年4月に前述のONE PATTERNと共に一部のCDショップなどで紙ジャケット版の再発売がされた。 == 概要 == カセットブック「SCUBA」を経て、マンドレイク時代からのメンバーである田井中貞利が脱退してから初めてとなるオリジナルアルバム。横川理彦のバイオリンもフィーチャーされており前作「ANOTHER GAME」までとはかなり様相が異なる。 カウンセラーの勧めで夢日記を採用し、平沢進の歌詞は夢をそのまま言葉にしたものらしい。 80年代のP-MODELはライヴで練り上げた曲をアルバムに収録することが多かったが、本作だけはリリース前に「旬II」以外の曲がライヴで演奏されることはなく、P-MODELのメンバーはほぼ楽曲が完成した状態のデモ・テープ作成してからレコーディングに臨んだ。しかし、キーボーディストの三浦俊一はこの時期のP-MODELの方向性に疑問を感じており〔『キーボードマガジン』2010 AUTUMN No.370(リットーミュージック)内で三浦はこの時期のP-MODELについて複雑な心境を語っている。〕、アルバム発売のわずか2か月後に横川とともに脱退している。そのため、多くの楽曲がカルカドル・ツアーでしか演奏されていない。 アルファレコードに移籍してから初めてのアルバムであり、ミックスダウンの仕事について平沢は苦言を呈している。 ジャケットはリーダーの平沢進の兄、平沢裕一がデザインしている。ジャケットの人形は折茂昌美が気に入り譲り受けていたが、2013年に裕一が「GAZIO」をオープンした際に返却され〔『マガゾフ』2号(マガゾフ社)〕、現在は同店に展示されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「KARKADOR」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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