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過マンガン酸カリウム(かマンガンさんカリウム、potassium permanganate)は化学式 KMnO4 の無機化合物で、カリウムイオン (K+) と過マンガン酸イオン (MnO4−) より構成される過マンガン酸塩の一種。Mn の酸化数は+7、O の酸化数は−2、K は+1である。 式量は 158.04 g/mol で、水、アセトン、メタノールに可溶である。固体では深紫色の柱状斜方晶系結晶である。においはなく、強力な酸化剤である。 水への溶解度は 7.5 g/100 g (25 ) で、約 200 ℃ で酸素を放ち分解する〔久保亮五、長倉三郎、井口洋夫、江沢洋 『岩波 理化学辞典 第4版』 株式会社岩波書店、1987年。ISBN 4-00-080015-9〕。 麻薬及び向精神薬取締法により麻薬向精神薬原料に指定されている〔麻薬及び向精神薬取締法施行規則 昭和二十八年三月三十一日 政令第五十七号 第一条 五 〕。 ==歴史== 過マンガン酸カリウムは1659年に発見された。初期の写真家の間では閃光粉として使用されていた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「過マンガン酸カリウム」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Potassium permanganate 」があります。 スポンサード リンク
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