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北日本放送株式会社(きたにほんほうそう、''Kitanihon Broadcasting Co., Ltd.'')は、富山県を放送対象地域とするラテ兼営の特定地上基幹放送事業者である。略称はKNB。 == 概要 == テレビはNNN-NNS(日本テレビ)系列で、リモコンキーIDは「1」。ラジオ(中波放送(AM放送))はJRNとNRNのクロスネット。 系列新聞は北日本新聞及び読売新聞。テレビ・ラジオともにニュースタイトルは『KNBニュース』。かつては『北日本新聞ニュース』も放送されたが、現在は全て『KNBニュース』に統一されている。 元々、ラジオ局として開局したためか、日本テレビや読売新聞との資本関係は今日に至るまで一切ない(TBS系列局のチューリップテレビに読売新聞との資本関係あり)。ただし、ラジオでは1980年代から1990年代にかけての一時期にプロ野球中継との兼ね合いで『読売新聞ニュース』が放送されていたこともある。近年では読売新聞のローカルCMも数多く流れるようになっている。 日本テレビ系列に入った理由は諸説あるが、開局当時、既に隣の石川県に開局していた北陸放送(MRO)がラジオ東京(現在のTBSテレビ)の系列に入っていた。呉西地区ではMROがかなりの範囲で受信可能で、KNBの競合局と見なされていたため日本テレビ系列に入ったという説が有力(一時期、電波相互乗り入れの計画もあった)。なお、これとは別に当時のマイクロ回線事情から日本テレビ系列に入ったという説、日本テレビ番組の方がラジオ東京番組よりも営業成績が良かったので日本テレビ系列入りした説もある。また、テレビ放送開始時に富山2区選出の衆議院議員で初代日本テレビ社長の正力松太郎(旧大門町出身)の影響もあったとも言われる。 局のキャラクターはゆっちゅとめっぴとエチュー。地上デジタル放送のウォーターマークの表示でもゆっちゅが使われている。 エチューは、平日の夕方の『いっちゃん★KNB』などの番組や各種イベントに着ぐるみで登場している。 現行の略称ロゴマークは、2002年の開局50周年を機に、ゆっちゅ・めっぴと共に制定・変更されたもの。それより前、1997年から2001年までは羽根の付いた卵形の円(青を基調とした)に「KNB」と書かれていたものを使用していた。ただし当時の正式なロゴは開局時から使用されていたKNBを模った多角形のロゴであった。 現社屋は長年使用されているが、壁面の文字は二度変更されている。初代は当時のKNBの正式なロゴで、二代目はゴシック体で「KNB 北日本放送」(ニイスのJTCウィンSタイプの書体)、三代目は南面ではゆっちゅの下に、KNBの現ロゴ、東面に社名ロゴが貼り付けられている。 新聞のテレビ・ラジオ欄では「KNBテレビ」および「KNBラジオ」と表記するところが多いが、かつては、「北日本テレビ」および「北日本ラジオ」と表記されることが多かった。スポーツ報知は現在でも「北日本テレビ」と表記している。なお、石川県の北國新聞・富山新聞は一時期「KNBラジオ」ではなく「KNB放送」と表記していた。 テレビ金沢が開局するまでは、石川県(金沢市や能登地方)のNNNニュース取材を担当した。また、『ザ・トップテン』『歌のトップテン』などの石川県内の中継も担当した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「北日本放送」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Kitanihon Broadcasting 」があります。 スポンサード リンク
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