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近畿日本ツーリスト株式会社(きんきにっぽんツーリスト)は、東京都千代田区に本社を置く日本の旅行会社で、近畿日本ツーリストグループの一社である。また、同グループの店舗や商品のブランドでもある。 == 概要 == 大手総合旅行会社であった初代の近畿日本ツーリスト(現:KNT-CTホールディングス)が持株会社に移行するため、団体旅行事業の譲渡先として設立した会社である〔近畿日本ツーリストとクラブツーリズムが経営統合へ - 観光経済新聞 2012年8月18日〕〔KNT、クラツー統合後の社名決定、「近ツー」ブランド強調 - トラベルビジョン 2012年9月28日〕。現在の会社は2代目の新会社であり、初代の旧会社とは別法人で事業内容に差異がある。 現会社は主に学校、企業、自治体などを顧客とする団体旅行専門の旅行会社で、訪日旅行も手がけており、関東甲信越地方・中部地方・関西地方に支店を置いている。団体旅行以外にも団体内のイベント企画・提案など旅行以外の事業も行う。個人向けの営業がないため多くの支店窓口は1階にない。なお、関東甲信越・中部・関西以外の地域には、この会社の支店は置かれておらず、その地域にある系列会社の営業所が存在し団体旅行や訪日旅行を取り扱っている。またその地域でのイベントの企画も行う。 関東甲信越・中部・関西地区の個人旅行事業(商品企画、Web・提携販売)は近畿日本ツーリスト個人旅行株式会社が営んでおり、同地区の個人旅行商品の店頭販売は近畿日本ツーリスト個人旅行販売株式会社などが行っている。また、関東甲信越・中部・関西地区以外では、その地域にある関連会社が団体旅行と個人旅行の両方を扱っている。 近畿日本ツーリスト株式会社の名称は、1955年(昭和30年)9月、近畿日本鉄道の子会社であった近畿日本航空観光株式会社と独立系の日本ツーリスト株式会社が合併し近畿日本ツーリスト株式会社になった時から使用されてきた。その会社が2013年1月1日に持株会社化のため事業を分割・譲渡し社名を KNT-CTホールディングス株式会社に変更した際、近畿日本ツーリスト株式会社の名は団体旅行事業の分割譲渡先であるこの会社に引き継がれた。 略して近ツー(きんツー)、近ツリ(きんツリ)〔当時の近畿日本ツーリスト広報部では「近ツー」のほうがよいとしている。(小島郁夫 『最新 業界の常識 よくわかる旅行業界』(第3版) 日本実業出版社、2002年4月、93頁より)〕、KNT(主にグループでの略称、ドメイン名“knt.co.jp”にも使われている)とも呼ばれ、団体旅行のセールスに強みを持ちつつ、個人向けに国内旅行の「メイト」、海外旅行の「ホリデイ」をはじめとする数多くのパッケージツアーを提供してきた。現在、それらのブランドは系列会社に引き継がれている。早くからダイレクトマーケティングにも力を入れ、クラブツーリズム株式会社を設立している。情報化にも力を入れており、業界初のオンラインリアルタイムシステム(旅館予約システム)の導入〔会社情報 > 沿革 - 株式会社NTTデータテラノス〕や、携帯電話でホテルの予約ができる Eクーポンシステムも他社よりもいち早く導入した。 団体旅行に強みがあるのは、この会社の前身の一つである日本ツーリストが修学旅行をはじめとする団体旅行を中心に営業活動をしてきたことによる。アイデアを生み出し、学校・企業・宗教などの団体に積極的に営業活動を行い、特に日本初の修学旅行専用列車を走らせるなどの実績から修学旅行には強みを持っている。その積極的な営業姿勢から「野武士集団」と称され、経済小説にもなった。 1963年以降に進出した海外では、現地の子会社が旅行客に対して到着地での各種サービスの提供、航空券や旅行商品の販売、再保険引受事業などを行っている。海外の子会社の社名は“Kinki Nippon Tourist 〜”ではなく、“Kintetsu International Express (〜) Inc.”となっている。これは Kinkiという単語が英語圏では''Kinky ''(変態)に語感が似ているためである。なお、国内の会社の英語社名は“Kinki Nippon Tourist 〜”である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「近畿日本ツーリスト」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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