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株式会社小松製作所(こまつせいさくしょ)は、日本の建設機械・重機械のメーカー。 建設機械の日本でのシェアは1位。世界で2位。日本以外にも南北アメリカ、ヨーロッパ、CIS、中近東、アフリカ、東南アジア、オセアニア、中国にグループ企業を展開する。 アメリカにおいてニューヨーク証券取引所やNASDAQには上場していないが、米国預託証券(ADR)を発行している(証券コード:KMTUY)。 日本経済新聞社が毎年行っている2006年度、2007年度の優れた会社ランキング(多角的企業評価システム:PRISM)でトヨタ自動車、キヤノンを抜き1位となった。 また、同日本経済新聞社が2012年に行った、総合企業ランキングNICESでは、3位に選ばれた。 なお、呼称としてカタカナ表記のコマツを用いている。英表記はKOMATSUである。 == 企業概要・沿革 == === 発祥 === 1917年1月、石川県能美郡国府村(現・小松市)で銅山を経営していた竹内鉱業(吉田茂の実兄である竹内明太郎により創業)が自家用機械生産のため、同郡小松町の小松駅近傍に小松鉄工所を開設したのが始まりである。また太平洋戦争中に日本海軍が米軍のブルドーザーを鹵獲、日本でも同じものを生産可能にする為、同社に送られて実用化の研究が始まったが、これが同社とブルドーザーの関わりの始まりである(詳細は「ブルドーザー」を参照)。 1921年5月13日に小松鉄工所が竹内鉱業から分離独立、現在の登記社名である小松製作所に改称し発足した。当初は不況の煽りを受け細々と経営していたが、満州事変を境に業績が好転。各種工作機械をはじめ、トラクターやブルドーザーの国産化にも成功した。 1951年8月には本社機能を小松から東京に移転、屋上に巨大ブルドーザーがあった通称・コマツビル(1991年春に、このブルドーザーを撤去。)に移転して営業を始め、油圧ショベルやフォークリフト、ダンプトラックなどの建機製品を次々と手掛けていった。油圧ショベルは「パワーショベル」の商品名で発売されたが、この言葉は今日では油圧ショベルの一般的な呼び名として定着している。また、1990年代にはF1のチーム・ロータスおよびウィリアムズにデジタル技術やギアボックス周辺の部品の供与などを行った。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「小松製作所」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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