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KY語(ケーワイご)またはKY式日本語は、日本語の文章を略して各単語の先頭のローマ字・数字を組み合わせた略語群。その代表的存在であるKY(空気読めない・読めてない)は、2007年(平成19年)ユーキャンの新語・流行語大賞にエントリーされるなど、大いなる注目を浴びた〔「ローマ字略語」大ブレーク…関連書籍はベストセラー 〕。 == 概要 == 語源として使用されているKYの意味は、「空気を読めよ」または、「空気が読めない奴」の頭文字であり、状況にふさわしい言動を欠く人への警告である。元々はインターネットの(電子)掲示板上で使用されてきたが、メールでも使用されはじめたことをきっかけに、会話にも使われるようになった言葉である〔JapanKnowledge 【KY】著者:亀井肇 〕。 「KY」の流行自体は一時収束した後、2007年(平成19年)末に「KY」がメディアに取り上げられ、再び注目されるようになった。その後、2008年にKYに代表される頭文字略語をまとめた書籍が2冊発行されている。 日本において、文や節の各単語の先頭のローマ字を組み合わせて略語にすることはコギャルと呼ばれていた10から20代女性で広まり、現在は若者を中心にメールなどのネットワークを媒体として日常的に生み出されている。この現象はKY語として1990年代の中頃に注目され、日本の若者言葉の一種として認知されている。 日本において、文や節の各単語の先頭のローマ字を組み合わせて略語にすること自体は、最近になって始められたわけではなく、少なくとも昭和期から行われていた〔週刊朝日で連載されていたコラム「デキゴトロジー」では、「MMKおばさん」という特集が組まれたことがある。新潮文庫『デキゴトロジー〈vol.1〉ホントだからまいっちゃうの巻』 ISBN 978-4-10-121111-4〕。例えば、「もててもてて困る」を略した「MMK」は、大日本帝国海軍で使用されていた俗語とされる。 欧米においては頭文字略語はむしろ一般的に見られ、複合語のみならず文や節を頭字語に略すこともある。例えば、英語の"ASAP"("as soon as possible"の略)やフランス語の"R.S.V.P."("Répondez s'il vous plaît")のように、日常的に行われている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「KY語」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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