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Ka-Bar : ウィキペディア日本語版
Ka-Bar[けいばー]

Ka-Bar(ケイバー)とは、第二次世界大戦中のアメリカ合衆国で開発された戦闘用ナイフである。1942年11月、アメリカ海兵隊1219C2戦闘ナイフ(1219C2 combat knife)として最初に採用した。海兵隊では後にマーク2戦闘ナイフ(USMC Mark 2 combat knife)、戦闘多用途ナイフ(Knife, Fighting Utility)とも呼ばれた。アメリカ海軍では海軍マーク2多用途ナイフ(US Navy Utility Knife, Mark 2)の制式名称で呼ばれた〔Shackleford, Steve (ed.), ''Blade's Guide To Knives And Their Values'' (7th ed.), Iola, WI: Krause Publications, ISBN 1-4402-0387-3, ISBN 978-1-4402-0387-9 (2009), p. 387〕〔Petzal, David E., ''The 20 Best Knives Ever Made: The Jar-Head Favorite, Ka-Bar Marine Corps Fighting Knife'', Field & Stream Magazine, Vol. CXIII, No. 2 (June 2008), p. 73: The USMC 1219C2 was first manufactured in January 1943 by the Camillus Cutlery Company of Camillus, New York〕。現在、大文字で綴った「KA-BAR」という名称は社の子会社であるケイバー・ナイフ社(KA-BAR Knives., Inc.)の商標として登録されている。
現在でもケイバー社はこの名称を利用した様々なナイフを製造販売しているが、多くはオリジナルのKA-BARに倣い、刃渡りは7インチ(178mm)、刃の素材は1095炭素鋼でクリップポイント付き、握りは積層革という特徴が共通している。近年のモデルの中には、片刃や両刃のモデル、握りに製の滑り止めを備えたモデルもある〔Walker (2001)pp. 5-8〕。
==歴史==
KA-BARの商標権を所有していたユニオン・カトラリー社(Union Cutlery Co.)はニューヨーク州の刃物メーカーで、1923年の広告で初めてこの言葉を使用した〔Shackleford, Steve (ed.), ''Blade's Guide To Knives And Their Values'' (7th ed.), Iola, WI: Krause Publications, ISBN 978-1-4402-0387-9, p. 143〕。KA-BARという言葉は、ある毛皮猟師が同社に送った感謝の手紙に由来する。その猟師は熊に襲われた時、ライフル銃が弾詰まりを起こしたものの、同社製のナイフを使ってこれを返り討ちにした〔How KA-BAR Got Its Name 〕。記録によれば、この手紙は一部分しか読み取れず、「熊殺し」(kill a bear)の部分が「ka bar」と読めたという〔〔''The legend of KA-BAR'', Field & Stream Magazine, Vol. 83, No. 6 (October 1978), p.154〕。1923年、同社では熊殺しの話に基づく「KA-BAR」という名前を商標として使用し始めた〔〔。同年以降、KA-BARの商標がリカッソ部に刻印されるようになった。初期のKA-BARブランドの製品にはKA-BAR Grizzly、KA-BAR Baby Grizzly、KA-BAR Model 6110 Lever Releaseなどがあった〔Erickson, Mark, ''Antique American Switchblades, Chapter 22: KA-BAR, a trademark of Union Cutlery Co., Olean, NY'', Krause Publications, ISBN 0-87349-753-8 (2004)〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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