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Kleisin kleisin(くれいしん)は、SMCタンパク質と結合する一群のタンパク質の総称〔 〕。SMCタンパク質ともに巨大なタンパク質複合体のサブユニットとして働き、染色体の高次構造と機能の制御に関わる。 ==名前の由来と代表的なメンバー==
kleisinの名称はギリシア語で閉鎖を意味するkleisimoに由来する。これは、V字型のSMC2量体のヘッドドメインに結合して「環を閉じる」働きが想定されているためである。kleisinファミリーに属するタンパク質の代表的なものとして、コンデンシン複合体のサブユニットCAP-HとCAP-H2や、コヒーシン複合体のサブユニットRad21/Scc1(減数分裂期ではRec8やRad21L)などがある。原核生物型コンデンシンのサブユニットでは、枯草菌のScpAや大腸菌のMukFがこれに相当する。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「Kleisin」の詳細全文を読む
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