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LANDISK ( リダイレクト:LANDISK(ランディスク)は、アイ・オー・データ機器のNAS製品のブランドである。主に一般家庭からSOHO程度の規模をターゲットとしている。シリーズ全体としては組み込み分野の流れに合わせ、CPUが世代により変遷し、2008年現在、ARM系のSoCをコアにした製品シリーズに落ち着いているが、競合他社の製品と構成は類似するようになった。Linuxをベースに作られた製品については、GPL下のライセンスにあるカーネルをはじめとするソフトウェアのソースコードを請求することにより入手することが可能である。サポート宛に問い合わせを行い、製品名とシリアル番号を連絡の上、1件につき実費として500円分の切手を同封し送付することで入手できる。数種類の物を同時に請求しても、料金は件数分になる。==シリーズ一覧=====LANDISK===;LAN-iCN:SHシリーズをCPUに採用したLANDISKの祖先とも言うべき製品である。:まだ製品、ブランドとしてLANDISKの名称は無いが、デフォルトのホスト名として「landisk」が使われている。:iConnect製品のオプションという扱いで、言わばLAN接続への変換アダプタのような位置付け。すなわちHDDは付属しておらず、NASシステムを構築するためには別途iConnect接続のHDD製品を用意する必要がある。ただしHDD内容をそのまま流用できるわけではなく、専用フォーマット(ext2形式の一種)にフォーマットしなおす必要があった。:CPUはSH3の166MHz、メモリは32MB。ファームウェアは32MBのコンパクトフラッシュに書き込まれており、本体のCFソケットへ差し込んで利用する。:当初はBigDriveに対応していなかったが、ファームウエアのアップデートで対応した。;LAN-iCN2:初代LANDISK。このモデルからLANDISKの名称が使われるようになる。:位置づけはLAN-iCNの後継機であり、CPUは、SH4の200MHzを採用。:このモデルまでは本体はiCONNECT製品をLANに接続する変換アダプタであって、ストレージではない。またHDDフォーマットはext2ではあるがLAN-iCNのものとは互換性が無く、やはり専用フォーマット扱い。;HDL-xxxU/UR/AVシリーズ、並びに、HDL-WxxxUシリーズ:移行の100Base機種のひな形とも言えるモデルである。メインボードはCPUにSH4-266MHzを採用。メインメモリは64MB、U-DMA133対応のATAインターフェイスと、USBのAコネクタを二本もち、10/100Base-Tのネットワークインターフェイスを備える。:コネクタ以外は、電源スイッチと、LEDしかなく、見た目はシンプルな製品である。:幅は狭いものの、前後に長い筐体を持ち、ファンレスであるため、スピンダウンした状態ではほぼ無音になる。:またFAT32に対応し、外付けHDDの増設も可能であるが、ドライブのスピンダウンは利用できない、ディスク全体を共有する、リードのみなどの制限があった。:逆に専用フォーマットとされるEXT2でフォーマットしたドライブはホットプラグはおろか、着脱も考慮されておらず、フォーマット後にはデータの削除を伴う取り外しか、常に同時に運用されることが求められる。:上記制限により、本体の交換、故障からの復旧、再利用の際、外付けドライブに記録されたデータの利用には特定の手順が必要である。:いくつかのファーム違いのモデル、海外に向けた電源周りの異なるモデルが発売されており、海外ではOEMとして、PLEXTORの扱いになっている製品もある。:後期には、二台のHDDを内蔵した容量当たりの価格を抑えた製品も発売された。:HDL-URシリーズは、RICOH「IPSiO G」シリーズのステータスモニターに対応したモデルである。:HDL-AVシリーズは、DLNAによる配信を可能にしたファームウェアを搭載し、それに伴い、DiXiM Media Clientが、サポートソフトに追加されている。:HDL-UWシリーズでは、基板への変更はなく、プライマリポートのケーブルにスレーブのコネクタを追加し、JBODで二台の領域を束ねることにより大容量を実現している。:ファームウェアのアップデータに偽装したtelnet実行用のファイルが現れたことで、標準ファームウェアに手を入れる事が流行する。:Linkstationとは異なり、単体の純粋なLinuxシステムと言え、メインボード自体には稼働するのに充分なファームウェアや、監視の仕掛けは存在しない。:メインボードに書き込まれているのはHDDからの起動を行うブートローダのみである。:それゆえ、HDDがクラッシュした場合、ユーザが添付品のみから復旧することは非常に困難である。:電源基板の一部は、ファンレスによる熱もあってか、コンデンサが破裂する事故がWeb上では何件か発生していることが確認できる。:2008年3月15日に発煙焼損事故が発生し、同月18日に経済産業省より、情報が公開された。:2008年5月21日に一部ロットのリコールを発表。該当ロットの電源装置に使用されている電解コンデンサの経年劣化がきっかけとなり、過電圧クランプ用ツェナーダイオードが異常加熱し、その周辺の基板が炭化したのが原因だとしている。対応するロットについては電源の点検、交換を行うことが発表されている。:二台内蔵のモデルは、後に挑戦者ブランドから発売されるLAN Tankのベースとなる。:HDL-WxxxUシリーズには空冷ファンが二基装備されているが、電源が直結になっているため、制御することは出来ず、常時回転している。:また、亜種として、業務用途にRAIDコントローラを装備しミラーリングと、ホットスワップに対応したHDLMシリーズが発売されている。:メイン基板こそおなじであるが、外観、ファームウェア、カートリッジ式のHDDなど、機能は大きく異なり、ユーザに対する、容量制限、アクセス制限なども追加されている。:HDLMシリーズでは、HDL-URシリーズが持っていた、RICOH「IPSiO G」シリーズのステータスモニターへの対応はファームウェアのアップデートによって対応された。;USL-5P:文庫本程度の大きさの筐体に、HDLシリーズ相当のCPUボードと、5ポートのUSBコネクタ、ボタンを配し、USB-HDDを接続してNASとしてつかうアダプタである。:LANDISKシリーズではないが、ソフトウェアから見た場合は見た目と異なりかなりHDLシリーズに近いものとなっている。:但し、プリントサーバの機能は持っていない。:アダプタという形は、旧世代の形に戻ったとも言え、追加された多機能なインターフェイス、機能は後継機へ影響を与えている。:ファームウェアは、64MBのパーティションに区切られたCFカードに記録されているが、ロットによっては部材の価格から、128MBや、256MBの物が使われていることもある。但し、利用されているのは先頭64MBのみである。:MicroDriveへの換装などにより、HDL-Uシリーズ同様の改造が行われている。:引き継がれていく機能としては、同社製外付けUSB-HDDの省電力機能や、前面のコピー、選択ボタン等が挙げられる。:前面ポートのみ、500mAのバスパワー機器も利用できる。;HDL-Fシリーズ:廉価版の位置づけにあった100BASE系の最後の機種。:CPUはSTORLINK SL3316-G。:CPUが64.71BogoMIPSと遅いこともあり、転送パフォーマンスはあまり高くないが、USBを3ポート備え、HDL-Gシリーズをベースにしたファームウェアが実装されている。:組み込みCPUとしても他製品程の余裕は無いため、ユーザ側での機能拡張、別用途での利用などは困難である。:HDL-Uシリーズと比較し、USBの増加、ファイル名での仕様文字コード制限の緩和などが改善した機能として挙げられる。:但し、HDDの発熱増加、高速化にあわせ、空冷ファンが装備されるようになったため静穏性は低下した。:また、SoCの仕様により、旧機種では可能であったWOLは利用不可能になった。:この機種の登場により、ラインナップは、ARM系のCPUに移行することとなる。 ) : ウィキペディア日本語版
LANDISK(ランディスク)は、アイ・オー・データ機器のNAS製品のブランドである。主に一般家庭からSOHO程度の規模をターゲットとしている。シリーズ全体としては組み込み分野の流れに合わせ、CPUが世代により変遷し、2008年現在、ARM系のSoCをコアにした製品シリーズに落ち着いているが、競合他社の製品と構成は類似するようになった。Linuxをベースに作られた製品については、GPL下のライセンスにあるカーネルをはじめとするソフトウェアのソースコードを請求することにより入手することが可能である。サポート宛に問い合わせを行い、製品名とシリアル番号を連絡の上、1件につき実費として500円分の切手を同封し送付することで入手できる。数種類の物を同時に請求しても、料金は件数分になる。==シリーズ一覧=====LANDISK===;LAN-iCN:SHシリーズをCPUに採用したLANDISKの祖先とも言うべき製品である。:まだ製品、ブランドとしてLANDISKの名称は無いが、デフォルトのホスト名として「landisk」が使われている。:iConnect製品のオプションという扱いで、言わばLAN接続への変換アダプタのような位置付け。すなわちHDDは付属しておらず、NASシステムを構築するためには別途iConnect接続のHDD製品を用意する必要がある。ただしHDD内容をそのまま流用できるわけではなく、専用フォーマット(ext2形式の一種)にフォーマットしなおす必要があった。:CPUはSH3の166MHz、メモリは32MB。ファームウェアは32MBのコンパクトフラッシュに書き込まれており、本体のCFソケットへ差し込んで利用する。:当初はBigDriveに対応していなかったが、ファームウエアのアップデートで対応した。;LAN-iCN2:初代LANDISK。このモデルからLANDISKの名称が使われるようになる。:位置づけはLAN-iCNの後継機であり、CPUは、SH4の200MHzを採用。:このモデルまでは本体はiCONNECT製品をLANに接続する変換アダプタであって、ストレージではない。またHDDフォーマットはext2ではあるがLAN-iCNのものとは互換性が無く、やはり専用フォーマット扱い。;HDL-xxxU/UR/AVシリーズ、並びに、HDL-WxxxUシリーズ:移行の100Base機種のひな形とも言えるモデルである。メインボードはCPUにSH4-266MHzを採用。メインメモリは64MB、U-DMA133対応のATAインターフェイスと、USBのAコネクタを二本もち、10/100Base-Tのネットワークインターフェイスを備える。:コネクタ以外は、電源スイッチと、LEDしかなく、見た目はシンプルな製品である。:幅は狭いものの、前後に長い筐体を持ち、ファンレスであるため、スピンダウンした状態ではほぼ無音になる。:またFAT32に対応し、外付けHDDの増設も可能であるが、ドライブのスピンダウンは利用できない、ディスク全体を共有する、リードのみなどの制限があった。:逆に専用フォーマットとされるEXT2でフォーマットしたドライブはホットプラグはおろか、着脱も考慮されておらず、フォーマット後にはデータの削除を伴う取り外しか、常に同時に運用されることが求められる。:上記制限により、本体の交換、故障からの復旧、再利用の際、外付けドライブに記録されたデータの利用には特定の手順が必要である。:いくつかのファーム違いのモデル、海外に向けた電源周りの異なるモデルが発売されており、海外ではOEMとして、PLEXTORの扱いになっている製品もある。:後期には、二台のHDDを内蔵した容量当たりの価格を抑えた製品も発売された。:HDL-URシリーズは、RICOH「IPSiO G」シリーズのステータスモニターに対応したモデルである。:HDL-AVシリーズは、DLNAによる配信を可能にしたファームウェアを搭載し、それに伴い、DiXiM Media Clientが、サポートソフトに追加されている。:HDL-UWシリーズでは、基板への変更はなく、プライマリポートのケーブルにスレーブのコネクタを追加し、JBODで二台の領域を束ねることにより大容量を実現している。:ファームウェアのアップデータに偽装したtelnet実行用のファイルが現れたことで、標準ファームウェアに手を入れる事が流行する。:Linkstationとは異なり、単体の純粋なLinuxシステムと言え、メインボード自体には稼働するのに充分なファームウェアや、監視の仕掛けは存在しない。:メインボードに書き込まれているのはHDDからの起動を行うブートローダのみである。:それゆえ、HDDがクラッシュした場合、ユーザが添付品のみから復旧することは非常に困難である。:電源基板の一部は、ファンレスによる熱もあってか、コンデンサが破裂する事故がWeb上では何件か発生していることが確認できる。:2008年3月15日に発煙焼損事故が発生し、同月18日に経済産業省より、情報が公開された。:2008年5月21日に一部ロットのリコールを発表。該当ロットの電源装置に使用されている電解コンデンサの経年劣化がきっかけとなり、過電圧クランプ用ツェナーダイオードが異常加熱し、その周辺の基板が炭化したのが原因だとしている。対応するロットについては電源の点検、交換を行うことが発表されている。:二台内蔵のモデルは、後に挑戦者ブランドから発売されるLAN Tankのベースとなる。:HDL-WxxxUシリーズには空冷ファンが二基装備されているが、電源が直結になっているため、制御することは出来ず、常時回転している。:また、亜種として、業務用途にRAIDコントローラを装備しミラーリングと、ホットスワップに対応したHDLMシリーズが発売されている。:メイン基板こそおなじであるが、外観、ファームウェア、カートリッジ式のHDDなど、機能は大きく異なり、ユーザに対する、容量制限、アクセス制限なども追加されている。:HDLMシリーズでは、HDL-URシリーズが持っていた、RICOH「IPSiO G」シリーズのステータスモニターへの対応はファームウェアのアップデートによって対応された。;USL-5P:文庫本程度の大きさの筐体に、HDLシリーズ相当のCPUボードと、5ポートのUSBコネクタ、ボタンを配し、USB-HDDを接続してNASとしてつかうアダプタである。:LANDISKシリーズではないが、ソフトウェアから見た場合は見た目と異なりかなりHDLシリーズに近いものとなっている。:但し、プリントサーバの機能は持っていない。:アダプタという形は、旧世代の形に戻ったとも言え、追加された多機能なインターフェイス、機能は後継機へ影響を与えている。:ファームウェアは、64MBのパーティションに区切られたCFカードに記録されているが、ロットによっては部材の価格から、128MBや、256MBの物が使われていることもある。但し、利用されているのは先頭64MBのみである。:MicroDriveへの換装などにより、HDL-Uシリーズ同様の改造が行われている。:引き継がれていく機能としては、同社製外付けUSB-HDDの省電力機能や、前面のコピー、選択ボタン等が挙げられる。:前面ポートのみ、500mAのバスパワー機器も利用できる。;HDL-Fシリーズ:廉価版の位置づけにあった100BASE系の最後の機種。:CPUはSTORLINK SL3316-G。:CPUが64.71BogoMIPSと遅いこともあり、転送パフォーマンスはあまり高くないが、USBを3ポート備え、HDL-Gシリーズをベースにしたファームウェアが実装されている。:組み込みCPUとしても他製品程の余裕は無いため、ユーザ側での機能拡張、別用途での利用などは困難である。:HDL-Uシリーズと比較し、USBの増加、ファイル名での仕様文字コード制限の緩和などが改善した機能として挙げられる。:但し、HDDの発熱増加、高速化にあわせ、空冷ファンが装備されるようになったため静穏性は低下した。:また、SoCの仕様により、旧機種では可能であったWOLは利用不可能になった。:この機種の登場により、ラインナップは、ARM系のCPUに移行することとなる。[らんでぃすく]
LANDISK(ランディスク)は、アイ・オー・データ機器NAS製品のブランドである。主に一般家庭からSOHO程度の規模をターゲットとしている。
シリーズ全体としては組み込み分野の流れに合わせ、CPUが世代により変遷し、2008年現在、ARM系のSoCをコアにした製品シリーズに落ち着いているが、競合他社の製品と構成は類似するようになった。
Linuxをベースに作られた製品については、GPL下のライセンスにあるカーネルをはじめとするソフトウェアのソースコードを請求することにより入手することが可能である。
サポート宛に問い合わせを行い、製品名とシリアル番号を連絡の上、1件につき実費として500円分の切手を同封し送付することで入手できる。数種類の物を同時に請求しても、料金は件数分になる。
==シリーズ一覧==

===LANDISK===
;LAN-iCN
:SHシリーズをCPUに採用したLANDISKの祖先とも言うべき製品である。
:まだ製品、ブランドとしてLANDISKの名称は無いが、デフォルトのホスト名として「landisk」が使われている。
:iConnect製品のオプションという扱いで、言わばLAN接続への変換アダプタのような位置付け。すなわちHDDは付属しておらず、NASシステムを構築するためには別途iConnect接続のHDD製品を用意する必要がある。ただしHDD内容をそのまま流用できるわけではなく、専用フォーマット(ext2形式の一種)にフォーマットしなおす必要があった。
:CPUはSH3の166MHz、メモリは32MB。ファームウェアは32MBのコンパクトフラッシュに書き込まれており、本体のCFソケットへ差し込んで利用する。
:当初はBigDriveに対応していなかったが、ファームウエアのアップデートで対応した。
;LAN-iCN2
:初代LANDISK。このモデルからLANDISKの名称が使われるようになる。
:位置づけはLAN-iCNの後継機であり、CPUは、SH4の200MHzを採用。
:このモデルまでは本体はiCONNECT製品をLANに接続する変換アダプタであって、ストレージではない。またHDDフォーマットはext2ではあるがLAN-iCNのものとは互換性が無く、やはり専用フォーマット扱い。
;HDL-xxxU/UR/AVシリーズ、並びに、HDL-WxxxUシリーズ
:移行の100Base機種のひな形とも言えるモデルである。メインボードはCPUにSH4-266MHzを採用。メインメモリは64MB、U-DMA133対応のATAインターフェイスと、USBのAコネクタを二本もち、10/100Base-Tのネットワークインターフェイスを備える。
:コネクタ以外は、電源スイッチと、LEDしかなく、見た目はシンプルな製品である。
:幅は狭いものの、前後に長い筐体を持ち、ファンレスであるため、スピンダウンした状態ではほぼ無音になる。
:またFAT32に対応し、外付けHDDの増設も可能であるが、ドライブのスピンダウンは利用できない、ディスク全体を共有する、リードのみなどの制限があった。
:逆に専用フォーマットとされるEXT2でフォーマットしたドライブはホットプラグはおろか、着脱も考慮されておらず、フォーマット後にはデータの削除を伴う取り外しか、常に同時に運用されることが求められる。
:上記制限により、本体の交換、故障からの復旧、再利用の際、外付けドライブに記録されたデータの利用には特定の手順が必要である。
:いくつかのファーム違いのモデル、海外に向けた電源周りの異なるモデルが発売されており、海外ではOEMとして、PLEXTORの扱いになっている製品もある。
:後期には、二台のHDDを内蔵した容量当たりの価格を抑えた製品も発売された。
:HDL-URシリーズは、RICOH「IPSiO G」シリーズのステータスモニターに対応したモデルである。
:HDL-AVシリーズは、DLNAによる配信を可能にしたファームウェアを搭載し、それに伴い、DiXiM Media Clientが、サポートソフトに追加されている。
:HDL-UWシリーズでは、基板への変更はなく、プライマリポートのケーブルにスレーブのコネクタを追加し、JBODで二台の領域を束ねることにより大容量を実現している。
:ファームウェアのアップデータに偽装したtelnet実行用のファイルが現れたことで、標準ファームウェアに手を入れる事が流行する。
:Linkstationとは異なり、単体の純粋なLinuxシステムと言え、メインボード自体には稼働するのに充分なファームウェアや、監視の仕掛けは存在しない。
:メインボードに書き込まれているのはHDDからの起動を行うブートローダのみである。
:それゆえ、HDDがクラッシュした場合、ユーザが添付品のみから復旧することは非常に困難である。
:電源基板の一部は、ファンレスによる熱もあってか、コンデンサが破裂する事故がWeb上では何件か発生していることが確認できる。
:2008年3月15日に発煙焼損事故が発生し、同月18日に経済産業省より、情報が公開された。
:2008年5月21日に一部ロットのリコールを発表。該当ロットの電源装置に使用されている電解コンデンサの経年劣化がきっかけとなり、過電圧クランプ用ツェナーダイオードが異常加熱し、その周辺の基板が炭化したのが原因だとしている。対応するロットについては電源の点検、交換を行うことが発表されている。
:二台内蔵のモデルは、後に挑戦者ブランドから発売されるLAN Tankのベースとなる。
:HDL-WxxxUシリーズには空冷ファンが二基装備されているが、電源が直結になっているため、制御することは出来ず、常時回転している。
:また、亜種として、業務用途にRAIDコントローラを装備しミラーリングと、ホットスワップに対応したHDLMシリーズが発売されている。
:メイン基板こそおなじであるが、外観、ファームウェア、カートリッジ式のHDDなど、機能は大きく異なり、ユーザに対する、容量制限、アクセス制限なども追加されている。
:HDLMシリーズでは、HDL-URシリーズが持っていた、RICOH「IPSiO G」シリーズのステータスモニターへの対応はファームウェアのアップデートによって対応された。
;USL-5P
:文庫本程度の大きさの筐体に、HDLシリーズ相当のCPUボードと、5ポートのUSBコネクタ、ボタンを配し、USB-HDDを接続してNASとしてつかうアダプタである。
:LANDISKシリーズではないが、ソフトウェアから見た場合は見た目と異なりかなりHDLシリーズに近いものとなっている。
:但し、プリントサーバの機能は持っていない。
:アダプタという形は、旧世代の形に戻ったとも言え、追加された多機能なインターフェイス、機能は後継機へ影響を与えている。
:ファームウェアは、64MBのパーティションに区切られたCFカードに記録されているが、ロットによっては部材の価格から、128MBや、256MBの物が使われていることもある。但し、利用されているのは先頭64MBのみである。
:MicroDriveへの換装などにより、HDL-Uシリーズ同様の改造が行われている。
:引き継がれていく機能としては、同社製外付けUSB-HDDの省電力機能や、前面のコピー、選択ボタン等が挙げられる。
:前面ポートのみ、500mAのバスパワー機器も利用できる。
;HDL-Fシリーズ
:廉価版の位置づけにあった100BASE系の最後の機種。
:CPUはSTORLINK SL3316-G。
:CPUが64.71BogoMIPSと遅いこともあり、転送パフォーマンスはあまり高くないが、USBを3ポート備え、HDL-Gシリーズをベースにしたファームウェアが実装されている。
:組み込みCPUとしても他製品程の余裕は無いため、ユーザ側での機能拡張、別用途での利用などは困難である。
:HDL-Uシリーズと比較し、USBの増加、ファイル名での仕様文字コード制限の緩和などが改善した機能として挙げられる。
:但し、HDDの発熱増加、高速化にあわせ、空冷ファンが装備されるようになったため静穏性は低下した。
:また、SoCの仕様により、旧機種では可能であったWOLは利用不可能になった。
:この機種の登場により、ラインナップは、ARM系のCPUに移行することとなる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「LANDISK(ランディスク)は、アイ・オー・データ機器のNAS製品のブランドである。主に一般家庭からSOHO程度の規模をターゲットとしている。シリーズ全体としては組み込み分野の流れに合わせ、CPUが世代により変遷し、2008年現在、ARM系のSoCをコアにした製品シリーズに落ち着いているが、競合他社の製品と構成は類似するようになった。Linuxをベースに作られた製品については、GPL下のライセンスにあるカーネルをはじめとするソフトウェアのソースコードを請求することにより入手することが可能である。サポート宛に問い合わせを行い、製品名とシリアル番号を連絡の上、1件につき実費として500円分の切手を同封し送付することで入手できる。数種類の物を同時に請求しても、料金は件数分になる。==シリーズ一覧=====LANDISK===;LAN-iCN:SHシリーズをCPUに採用したLANDISKの祖先とも言うべき製品である。:まだ製品、ブランドとしてLANDISKの名称は無いが、デフォルトのホスト名として「landisk」が使われている。:iConnect製品のオプションという扱いで、言わばLAN接続への変換アダプタのような位置付け。すなわちHDDは付属しておらず、NASシステムを構築するためには別途iConnect接続のHDD製品を用意する必要がある。ただしHDD内容をそのまま流用できるわけではなく、専用フォーマット(ext2形式の一種)にフォーマットしなおす必要があった。:CPUはSH3の166MHz、メモリは32MB。ファームウェアは32MBのコンパクトフラッシュに書き込まれており、本体のCFソケットへ差し込んで利用する。:当初はBigDriveに対応していなかったが、ファームウエアのアップデートで対応した。;LAN-iCN2:初代LANDISK。このモデルからLANDISKの名称が使われるようになる。:位置づけはLAN-iCNの後継機であり、CPUは、SH4の200MHzを採用。:このモデルまでは本体はiCONNECT製品をLANに接続する変換アダプタであって、ストレージではない。またHDDフォーマットはext2ではあるがLAN-iCNのものとは互換性が無く、やはり専用フォーマット扱い。;HDL-xxxU/UR/AVシリーズ、並びに、HDL-WxxxUシリーズ:移行の100Base機種のひな形とも言えるモデルである。メインボードはCPUにSH4-266MHzを採用。メインメモリは64MB、U-DMA133対応のATAインターフェイスと、USBのAコネクタを二本もち、10/100Base-Tのネットワークインターフェイスを備える。:コネクタ以外は、電源スイッチと、LEDしかなく、見た目はシンプルな製品である。:幅は狭いものの、前後に長い筐体を持ち、ファンレスであるため、スピンダウンした状態ではほぼ無音になる。:またFAT32に対応し、外付けHDDの増設も可能であるが、ドライブのスピンダウンは利用できない、ディスク全体を共有する、リードのみなどの制限があった。:逆に専用フォーマットとされるEXT2でフォーマットしたドライブはホットプラグはおろか、着脱も考慮されておらず、フォーマット後にはデータの削除を伴う取り外しか、常に同時に運用されることが求められる。:上記制限により、本体の交換、故障からの復旧、再利用の際、外付けドライブに記録されたデータの利用には特定の手順が必要である。:いくつかのファーム違いのモデル、海外に向けた電源周りの異なるモデルが発売されており、海外ではOEMとして、PLEXTORの扱いになっている製品もある。:後期には、二台のHDDを内蔵した容量当たりの価格を抑えた製品も発売された。:HDL-URシリーズは、RICOH「IPSiO G」シリーズのステータスモニターに対応したモデルである。:HDL-AVシリーズは、DLNAによる配信を可能にしたファームウェアを搭載し、それに伴い、DiXiM Media Clientが、サポートソフトに追加されている。:HDL-UWシリーズでは、基板への変更はなく、プライマリポートのケーブルにスレーブのコネクタを追加し、JBODで二台の領域を束ねることにより大容量を実現している。:ファームウェアのアップデータに偽装したtelnet実行用のファイルが現れたことで、標準ファームウェアに手を入れる事が流行する。:Linkstationとは異なり、単体の純粋なLinuxシステムと言え、メインボード自体には稼働するのに充分なファームウェアや、監視の仕掛けは存在しない。:メインボードに書き込まれているのはHDDからの起動を行うブートローダのみである。:それゆえ、HDDがクラッシュした場合、ユーザが添付品のみから復旧することは非常に困難である。:電源基板の一部は、ファンレスによる熱もあってか、コンデンサが破裂する事故がWeb上では何件か発生していることが確認できる。:2008年3月15日に発煙焼損事故が発生し、同月18日に経済産業省より、情報が公開された。:2008年5月21日に一部ロットのリコールを発表。該当ロットの電源装置に使用されている電解コンデンサの経年劣化がきっかけとなり、過電圧クランプ用ツェナーダイオードが異常加熱し、その周辺の基板が炭化したのが原因だとしている。対応するロットについては電源の点検、交換を行うことが発表されている。:二台内蔵のモデルは、後に挑戦者ブランドから発売されるLAN Tankのベースとなる。:HDL-WxxxUシリーズには空冷ファンが二基装備されているが、電源が直結になっているため、制御することは出来ず、常時回転している。:また、亜種として、業務用途にRAIDコントローラを装備しミラーリングと、ホットスワップに対応したHDLMシリーズが発売されている。:メイン基板こそおなじであるが、外観、ファームウェア、カートリッジ式のHDDなど、機能は大きく異なり、ユーザに対する、容量制限、アクセス制限なども追加されている。:HDLMシリーズでは、HDL-URシリーズが持っていた、RICOH「IPSiO G」シリーズのステータスモニターへの対応はファームウェアのアップデートによって対応された。;USL-5P:文庫本程度の大きさの筐体に、HDLシリーズ相当のCPUボードと、5ポートのUSBコネクタ、ボタンを配し、USB-HDDを接続してNASとしてつかうアダプタである。:LANDISKシリーズではないが、ソフトウェアから見た場合は見た目と異なりかなりHDLシリーズに近いものとなっている。:但し、プリントサーバの機能は持っていない。:アダプタという形は、旧世代の形に戻ったとも言え、追加された多機能なインターフェイス、機能は後継機へ影響を与えている。:ファームウェアは、64MBのパーティションに区切られたCFカードに記録されているが、ロットによっては部材の価格から、128MBや、256MBの物が使われていることもある。但し、利用されているのは先頭64MBのみである。:MicroDriveへの換装などにより、HDL-Uシリーズ同様の改造が行われている。:引き継がれていく機能としては、同社製外付けUSB-HDDの省電力機能や、前面のコピー、選択ボタン等が挙げられる。:前面ポートのみ、500mAのバスパワー機器も利用できる。;HDL-Fシリーズ:廉価版の位置づけにあった100BASE系の最後の機種。:CPUはSTORLINK SL3316-G。:CPUが64.71BogoMIPSと遅いこともあり、転送パフォーマンスはあまり高くないが、USBを3ポート備え、HDL-Gシリーズをベースにしたファームウェアが実装されている。:組み込みCPUとしても他製品程の余裕は無いため、ユーザ側での機能拡張、別用途での利用などは困難である。:HDL-Uシリーズと比較し、USBの増加、ファイル名での仕様文字コード制限の緩和などが改善した機能として挙げられる。:但し、HDDの発熱増加、高速化にあわせ、空冷ファンが装備されるようになったため静穏性は低下した。:また、SoCの仕様により、旧機種では可能であったWOLは利用不可能になった。:この機種の登場により、ラインナップは、ARM系のCPUに移行することとなる。」の詳細全文を読む




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