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LANTIRN[らんたーん]
LANTIRN(ランターン:Low Altitude Navigation and Targeting Infrared for Night)は、マーティン・マリエッタ(現ロッキード・マーティン)が、開発した航空機搭載用の夜間低高度赤外線航法および目標指示システムの名称である。 == 概要 == このシステムは、AN/AAQ-13航法ポッドとAN/AAQ-14照準ポッドの一対の機材で構成されているが、湾岸戦争当時のF-16のように航法ポッドのみ搭載やF-14のようにAN/AAQ-14や発展型のAN/AAQ-25等照準ポッドのみの搭載による運用も可能である。1990年代中盤にはA-10やB-1Bによる運用も検討されていたが、このときのは予算の問題で放棄されている〔なお、同様の計画が2000年代になってから実行され、A-10の近代化改修やB-1BのCAS対応化としてLANTIRNの後継照準ポッドであるAN/AAQ-28やAN/AAQ-33の運用能力を持つ様になっている。〕。 現在アメリカ空軍に配備されている物はAN/AAQ-13航法ポッドのみで、照準ポッドについては後継機材であるAN/AAQ-33との入れ替えが行われた。これによる余剰分は、これまでLANTIRNを装備していなかった、一部のアメリカ空軍のF-16CM/DM(CCIP)配備部隊への転出が進んでいる。アメリカ海軍向け派生型のAN/AAQ-25は、運用するF-14(改修型)と共に既に退役している。アメリカ海軍は照準ポッドの後継としてAN/AAQ-28 ライトニングを使用している(後に ATFLIRも運用)。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「LANTIRN」の詳細全文を読む
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