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LGN ( リダイレクト:外側膝状体 ) : ウィキペディア日本語版 | 外側膝状体[がいそくしつじょうたい]
外側膝状体(がいそくしつじょうたい, lateral geniculate nucleus,LGN,lateral geniculate body,LGB)は、脳の視床領域の一部であり、中枢神経系の網膜から情報を受け取り、視覚情報の処理を行う。 LGNは網膜から視神経、視交叉、視索を通って直接情報を受け取る。一次視覚野に視放線を通して直接投射する。また、LGNには一次視覚野からのフィードバック入力も多く投射している。 網膜神経節細胞が軸索を伸ばし、視神経としてLGNに投射している。 ==構造== 左右のLGNは固有の層構造を持つ。"geniculate"(膝状)とは"膝のように折れ曲がった"との意味。ヒトやマカクザルなど多くの霊長類では、LGNの各層のあいだに神経網(neruopil)があり、LGNニューロンの各層が"ケーキ"、神経網がアイシングとなって互いをはさみこむ、サンドイッチ状ないしはケーキ状の構造となっている。ヒトやマカクザルでは、LGNは大細胞層(magnocellular layer)が2層、小細胞層(parvocellular layer)が4層の、6層構造を持つとされる。こうした層の数は、霊長類の種によって異なり、種によっては別の層が加わることもある。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「外側膝状体」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Lateral geniculate nucleus 」があります。
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