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Line 6(ラインシックス)はアメリカ合衆国カリフォルニア州カラバサス市の音響機器・楽器製造会社。旧社名はFast Forward Designs。 主にプロユース向けのデジタルモデリングを中心としたエフェクターやスピーカー、ギター、オーディオインターフェイス、業務用オーディオ機器など製造する会社である。現在、ヤマハの子会社である。 == 概説 == 1985年にオーバーハイムのシニアエンジニアであったミシェル・ドゥワディークとピアニストのマーカス・ライルによってプロオーディオ機器を製造する前身のFast Forward Designsが設立される。1996年にAxSys212というモデリングギターアンプの販売を機にLine 6と名を改めた。AxSysはそれまでに存在した多種多様なアンプのサウンドを真似る(モデリング)することに成功した。その1年後、Line 6はPODを発売する。それまで各社から発売されてきた伝統的なアンプのサウンドを、たった一つの赤いボックスで手軽に再現できるようになった。1998年にはPro Tools用のTDMプラグインAmp Farmを発表。その後、PODはバージョンを重ね、POD xt、2007年にはPOD X3へと進化した。その間にも、ベース専用にチューニングされたBass POD、Bass POD xtを発売。また、フロアタイプのPOD xt Liveや、ラックマウントタイプのPOD pro、POD xt PROも開発した。 そのテクノロジーを生かし、フロアタイプのモデリングエフェクターも発売。各種ディレイをモデリングしたDL4などの大型タイプ、小型のTone coreシリーズを販売している。 また、2002年からアコースティックギターやギター、ベースなどのそのもののサウンドを再現したVariaxギターも投入し、高級ギターメーカーのジェームス・タイラーと共同開発の元、World Musical Instrumentsが製造し販売されている。また、純アメリカ製のUS Custom SeriesではWildwood Manufacturingが木材加工、パットウィルキンスが塗装、ジャクソンカスタムショップの元マスタービルダーのティム・ウィルソンとグレッグ・バーネットが組み込みを行うなどハイエンドギターとしても売り出している。 2011年からPro Toolsなどの開発元であるアビッド・テクノロジーの元副社長と元社長のポール・フェクラーとジョー・ベンティヴェーニャがそれぞれCEOとCOOに就任。2013年12月、Line 6はヤマハに買収され、系列会社となる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「Line 6」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Line 6 (company) 」があります。 スポンサード リンク
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