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Lysine



Lysine ( リダイレクト:リシン ) : ウィキペディア日本語版
リシン

リシン()はα-アミノ酸のひとつで側鎖に 4-アミノブチル基を持つ。リジンと表記あるいは音読する場合もある。
タンパク質構成アミノ酸で、必須アミノ酸である。略号は Lys あるいは K である。側鎖にアミノ基を持つことから、塩基性アミノ酸に分類される。リシンは、クエン酸回路に取り込まれてエネルギーを生み出すケト原性アミノ酸である。
== 栄養学 ==
必須アミノ酸であるが、植物性蛋白質における含量が低く、動物性蛋白質摂取量の少ない地域での栄養学上の大きな問題となっている。3大穀物である小麦トウモロコシともリシン含有量が少ないので、リシンを豊富に含む副食(肉、魚、豆など)を必要とする。サプリメントとしてヘルペスの予防にも利用される。
WHOによるリシンの成人向け一日当たり推奨摂取量は2.1グラムである〔, page 150〕。
穀物中には豊富には含まれないが、豆類には豊富である。肉、魚にも多く含まれる。多量のリシンを含む植物には以下のようなものがある。
*バッファロー・ゴーアド(Buffalo Gourd, ウリ科の植物)の種 - 10,130–33,000 ppm
*クレソン(オランダガラシ) - 1,340–26,800 ppm
*ダイズの種 - 24,290–26,560 ppm
*イナゴマメの種 - 26,320 ppm
*インゲンマメの芽 - 2,390–25,700 ppm
*モリンガの芽 - 5,370–25,165 ppm
*レンズマメの芽 - 27,120–23,735 ppm
*シカクマメの種 - 21,360–23,304 ppm
*アカザの種 - 3,540–22,550 ppm
*レンズマメの種 - 19,570–22,035 ppm
*ルピナスの種 - 19,330–21,585 ppm
*キャラウェイの種 - 16,200–20,700 ppm
*ホウレンソウ - 1,740–20,664 ppm

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「リシン」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Lysine 」があります。




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