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M1917エンフィールド : ミニ英和和英辞書
M1917エンフィールド[えむ1917えんふぃーるど]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

M1917エンフィールド : ウィキペディア日本語版
M1917エンフィールド[えむ1917えんふぃーるど]

M1917エンフィールド(M1917 Enfield)は、アメリカボルトアクション小銃。イギリス製の.303口径小銃P14米軍向けに.30口径へ改良したものである。アメリカン・エンフィールド(American Enfield)と通称される他、しばしば誤ってP17P1917パターン1917(Pattern 1917)などとも呼ばれる。制式名称は''United States Rifle, cal .30, Model of 1917''(合衆国1917年型.30口径小銃)。1917年から1918年にかけて生産された。
==歴史==
第一次世界大戦勃発前、英国は主力歩兵銃としてSMLE小銃を配備していた。しかしSMLEが使用する.303ブリティッシュ弾は元々黒色火薬を使用する銃弾で、弾倉や弾帯による装填には不向きであり、ドイツ製のモーゼル小銃やアメリカ製のスプリングフィールド小銃と比較しても、SMLEの長射程での正確性は劣っていた。これを受けて英国では新型弾薬及びそれを使用する為の新型小銃の設計が始められた。こうして開発された新型小銃P13のデザインはドイツ製モーゼル小銃に強い影響を受けたデザインで、新型銃弾はより強力なリムレスの.276口径弾で、.276エンフィールド弾と呼ばれた。設計には生産性の高さも重視されていたが、これらの配備を待たずして第一次世界大戦が勃発してしまう。
戦争が始まると、まもなく英国は生産力の不足から小火器不足に陥り、アメリカの軍需産業に対して生産の契約を持ちかけたのである。また供給上の問題からP13は従来の.303弾を使用するように改良され、この改良型小銃はP14と呼ばれた。主要な生産はウィンチェスターレミントンが担当した他、ペンシルヴァニア州エディストンにあるレミントンの子会社ボールドウィン機関車製造(Baldwin Locomotive Works)も生産を担った。この為、アメリカで生産されたP14及びM1917の刻印には''Winchester''、''Remington''、''Eddystone''の3種類がある。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「M1917エンフィールド」の詳細全文を読む




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