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M2中戦車(M2ちゅうせんしゃ、M2 Medium Tank)はアメリカ陸軍の歩兵部隊用〔チェンバレン&エリス(1996),p.265.〕戦車で、アメリカ陸軍初の量産された制式中戦車〔〔である。フランス戦などの戦訓によりこの戦車が時代遅れであることがすぐに明らかになり、主に訓練用として用いられた。 M2が18輌〔、これを改良したM2A1が94輌〔、生産された〔丹羽(2010),P.29.〕。 本車の設計思想は、善悪両面で、その後に開発されるM3中戦車、M4中戦車やその他のアメリカ陸軍装甲戦闘車両設計の教訓となった。 == 開発 == 第一次世界大戦と第二次世界大戦の戦間期におけるアメリカ陸軍の中戦車の開発は低調であり、1920年代にT1中戦車(M1中戦車)、T2中戦車そしてジョン・W・クリスティー技師の独自開発による装軌/装輪両用戦車などが試作されたが、制式化には至らなかった。1930年代には兵器局主導により、クリスティーM1928を基にしたT3中戦車と、ロック・アイランド造兵廠が製作したT4中戦車〔1935年に16輌が生産。チェンバレン&エリス(1996),p.263.〕〔T4中戦車と、固定式戦闘室のT4E1中戦車と合わせて試作車18輌が1939年にM1コンバーチブル中戦車(Convertible Medium Tank M1)として限定制式化されたが、翌1940年3月に解除されている。丹羽(2010),p.24.〕が開発されたが、いずれも少数生産に留まっている〔丹羽(2010),PP.23-25.〕。 1936年にロック・アイランド造兵廠はM2軽戦車の設計を基にした中戦車の開発に着手した〔。これは1937年末から1938年前半までT5中戦車として試験を受けた〔。1939年6月にR-975星形空冷エンジン(350馬力)を搭載し履帯の幅を増したT5中戦車フェーズIIIが、M2中戦車として制式化された〔Brown(2001)〕。ロック・アイランド造兵廠で18輌〔〔15輌とも。チェンバレン&エリス(1996),p.265.〕が製造されて軍の評価を受けた後に、大型化された砲塔とより強力なエンジンを搭載した改良型M2A1の仕様が承認された〔Rottman(2008)〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「M2中戦車」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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