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M3装甲車(M3 Scout Car、M3スカウトカー)とは、第二次世界大戦中にアメリカ軍によって使用された斥候(スカウト)用装甲車である。この車輛はまた、製造社の名前であるホワイト・モーター社にちなんでホワイト・スカウトカーとしても知られる。本車は警備、偵察、指揮、連絡、救急、砲牽引などを含む様々な任務に投入された。 == 開発経緯 == 設計はクリーブランドに拠点を持つホワイト・モーター社によって1937年に始められた〔。これは6.4mm厚の表面硬化された装甲を持った〔四輪駆動で〔、機構的には、サイドバルブガソリンエンジン、前進4速・後進1速のノンシンクロ・コンスタントメッシュ方式変速機と〔2速のトランスファー、リーフリジッドサスペンション〔、ノンアシストのステアリング〔など、平凡かつ堅実なものであったが、この時代の自動車としては珍しい、真空倍力装置付きブレーキを備えていた〔。ホイールベースは3,300mm、トレッドは1,657mm、車輪は幅220mm、径510mmである。通常、12-plyの軍用タイヤを装備した〔。燃料容量は110リットルである〔。 原型車輛は64輌が発注され、全車が第7騎兵旅団へ配備された。最終的にアメリカ陸軍では改良型を採用することに決定し、これをM3A1と呼称した。この新型は車体を延長し、拡幅していた。車体前面のバンパーには超壕用のローラーが取り付けられた。M3A1は最大7名の歩兵を乗せられ、火力支援として3挺の機関銃を装備した。12.7mm口径の機関銃、および2挺の7.62mm口径機関銃である。これらの兵器は車体の周囲にめぐらされたレール上を滑動できた〔。 M3A1の生産は1940年に始まり、1944年に終了したが、この間に20,918輌が生産された〔〔。 本車の設計はM3ハーフトラックのような後のアメリカ軍半装軌式車輛、また戦後のソビエト連邦軍のBTR-40の設計に影響を与えている。初期のM2ハーフトラックはレール滑動式の機関銃架と装甲配置を模倣した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「M3装甲車」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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