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M4トラクター : ミニ英和和英辞書
M4トラクター[えむ4とらくたー]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

M4トラクター : ウィキペディア日本語版
M4トラクター[えむ4とらくたー]

M4トラクター(M4 High-Speed Tractor:M4 高速牽引車)は、アメリカ合衆国で開発された砲兵トラクターである。陸上自衛隊では18tけん引車 M4の制式名称で運用した。
== 概要 ==
M4トラクターは、アメリカ軍において、口径6インチ(152.4mm)以上の重砲を牽引して機甲部隊に追随することが可能な高速牽引車としてG150の名称で開発が進められた。当初はT9の名称でM2軽戦車の車台とサスペンションを元に開発されたが、後にM3軽戦車のものに準じた形式に変更され、T9E1に改称されている。
T9E1は1942年に「18t HSP M4」の名称で制式化され、農業用トラクターの製造元として有名なアリス・チャーマーズ社が生産を担当し、1943年-1945年にかけて生産された。
1943年より部隊配備され、第二次世界大戦の後には朝鮮戦争でも用いられたが、アメリカ軍においては第二次大戦後に重砲の自走化を進めており、砲牽引車としては戦後は早期に前線部隊から引き揚げられている。大戦後は重砲牽引車の他にM40/M43自走砲の随伴車両として用いられた他、ホーク地対空ミサイルの開発に際して支援車両として用いられている。
1960年にはアメリカ軍での運用が終了したが、日本オーストラリアパキスタンなど、アメリカの同盟国を始めとした諸国に供与・売却され、これらの国では長らく運用された。
多数の車両が民間に払い下げられて重量物牽引用のトラクターとして使用されており、それらの中には1980年代を過ぎても使われていたものもある。珍しいものとしては、オランダの空港においてタンク車を牽引する方式の消防車に改造されたという例があった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「M4トラクター」の詳細全文を読む




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