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マグネシウム(〔http://www.encyclo.co.uk/webster/M/6〕 )は原子番号 12、原子量 24.305 の金属元素である。元素記号は Mg。マグネシュームと転訛することがある。 周期表第2族元素の一種で、ヒトを含む動物や植物の代表的なミネラル(必須元素)であり、とりわけ植物の光合成に必要なクロロフィルで配位結合の中心として不可欠である。また、有機化学的にはグリニャール試薬の構成元素として重要である。 酸化マグネシウムおよびオキソ酸塩の成分としての酸化マグネシウムを、苦い味に由来して苦土(くど、bitter salts)とも呼称する。 == 性質 == 酸化数はほぼ常に2価。比重1.74の柔らかい金属で、融点 650 ℃、沸点 1090-1110 ℃(異なる実験値あり)。結晶構造は六方最密充填構造 (HCP)。 酸素と結合しやすく強い還元作用を持つ。空気中で放置すると、表面が酸化され灰色を帯びる。また、二酸化炭素、水、亜硫酸とも反応するが、いずれも不動態皮膜となるためアルカリ金属やカルシウムと異なり腐食は進行せず、鉱油中で保存する必要はない。 空気中で加熱すると炎と強い光を発して燃焼する(燃焼熱は601.7 kJ/mol)。 さらに窒素や二酸化炭素中でも燃焼し、それぞれ窒化マグネシウム (Mg3N2)、酸化マグネシウム(生成熱は460.7 kJ/mol)となる。 : CO2 + 2 Mg → 2 MgO + C 熱水や塩水、薄い酸には容易に溶解し水素を発生する。このため、マグネシウム火災の消火には水は使えず〔東京・町田「マグネシウム火災」工場 無許可操業で過去にも同様の火災!市は放置 - J-CASTニュース(2014/5/15 14:52版 / 2015年11月6日閲覧)〕〔金属工場火災、鎮火のめど立たず 1人重体、7人重軽傷 - 産経ニュース(2014.5.14 00:59版 / 2015年11月6日閲覧)〕、ダライ粉などを用いる〔マグネシウムの基礎知識:安全な取扱い - 日本マグネシウム協会(更新日不明 / 2015年10月6日閲覧)〕。 : 2 H2O + Mg → Mg(OH)2 + H2 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「マグネシウム」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Magnesium 」があります。 スポンサード リンク
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