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MBCニュースデスク (エムビーシーニュースデスク、朝鮮語: MBC 뉴스데스크) は、韓国の文化放送 (MBC) テレビで、韓国時間の毎日19時55分から放送されるニュース番組。MBCを代表する看板ニュース番組である。 == 概要 == 放送開始は1970年10月5日〔放送資料館:韓国放送略史 1970年 韓国放送映像産業振興院〕。同時間帯に放送されているKBS第1テレビの「KBSニュース9」(KBS 뉴스9)、20時台に放送されているSBSの「SBS8ニュース」 (SBS 8뉴스) とともに、地上波テレビの主要ニュース番組に位置づけられている。 番組を進行する記者・アナウンサーをアンカーとしてニューススタジオに配し、記者が取材映像に自ら登場してレポートする「アンカーシステム」を韓国で最初に導入した番組とされ〔なぜ女性アンカーたちは“おかっぱ髪”一色なのか マイデイリー 2005年1月21日〕、韓国のニュース番組で典型的な男性が左、女性が右というアンカーの座席配置も「ニュースデスク」が始まりといわれる〔男女アンカーの座席配置は性差別? マイデイリー 2005年1月21日〕〔例外として、KBS第2テレビ「朝のニュースタイム」(平日08:00)は男性が右、女性が左の座席配置となっている。〕。 『MBCニュースデスク』としてまず1970年10月5日から1976年4月22日まで放送。その後、1970年代後半-80年ごろのいわゆる「言論統廃合」といわれる全斗煥政権の政策に伴い『MBCニュースの現場』に改題(1976年4月23日から1980年12月14日)。主題歌も重厚なオーケストラの演奏に変更。さらに1980年12月15日に『MBCニュースデスク』に再改題。 1980年代には視聴率30%台から40%台を記録した。1990年代も平均視聴率は20%前後で推移していたが、1999年をピークに低迷期に入る。その後、2005年ごろまでに15%を割り込んだ。 2005 年11月に「PD手帳」で黄禹錫疑惑報道が行われてからはMBCへの拒否反応が激化。PD手帳が報じた内容の正当性が確認されてからも視聴率不振はしばらく続き、主要ニュース番組第2位の座を回復するまでには約5か月を要した〔聯合ニュース “MBCニュースデスク”視聴率上昇…パク・ヘジン効果? 東亜日報 2006年4月4日〕。 従来はストレートニュースが中心の番組構成であったが、2006年11月からは記者がスタジオでアンカーと対話しながらニュースを解説するコーナー「深層報道」を設けた。また女性アンカーが席を立ってPDP画面上で説明するスタイルを「8ニュース」から取り入れた〔“良い点はお互いに模範としますよ” メディア今日 2007年1月19日〕。こうした試みが功を奏して視聴率はやや回復傾向にあり、2007年に入って後続の高視聴率史劇「朱蒙」が放送される月・火曜日には「ニュース9」を上回る日もみられた〔MBCニュースデスク、6年ぶりに視聴率1位“宿願果たした” ゴーニュース 2007年1月31日〕。 しかしながらかつての圧倒的な勢いが復活したとはいえず、特に土・日曜日は同時間帯に娯楽番組を編成するKBS第2テレビやドラマを放送するSBSの視聴率が高い〔週末には“ニュースよりコメディーやドラマ!”9時台プログラムの人気 マイデイリー 2006年5月22日〕ため、週末の主要ニュース番組首位は「8ニュース」に奪われている。MBC社内では一部に20時台への移動案もあったが、報道局の反対によって見送られたとも伝えられた〔MBC、“8時のニュースデスク”に時間変更(?) ノーカットニュース 2006年5月23日、基督教放送 (CBS)〕。 MBC報道戦略チームと建国大学校新聞放送学科による2006年末の視聴者評価調査によると、地上波3社の主要ニュース3番組では「ニュース9」が知名度や選好度、信頼性などで首位となった一方、「ニュースデスク」はアンカー・記者の評価や構成の多様さなどでKBSを僅差で上回る結果が出た。この報告書ではMBCニュースの競争力が低下した構造的要因として、KBSニュース9のようなシームレスな編成がCMを放送する都合で難しいことを挙げ、競争力の向上には短期的な対応よりもMBCニュースの長期的なブランド価値向上が重要だと述べている。 そんな中、2012年秋季改編にあたり、同年11月5日から平日についても週末同様に1時間繰り上げ、「毎日20時スタート」の体制に移行した〔編成表より。〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「MBCニュースデスク」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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