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MG-335[えむじー335]
MG-335「プラーチナ」()は、ソビエト連邦で開発された軍用ソナー。5キロヘルツ級の低周波を使用し、捜索と攻撃用精密追尾の両機能を有するマルチモード・ソナーである。NATOコードネームは「ブル・ノーズ」。通常はハル・ソナーとして装備されるが、大型艦では可変深度ソナーとされることもある。 なお可変深度ソナーとともに統合ソナー・システムを構築する場合のシステム名称は''MGK-335''となり、またデジタル化されたMGK-335MS「ピラーニャ」も開発されている。 == 概要 == 開発は1967年より開始され、クリモウスキー設計官を中心として進められた。1975年にはソ連海軍への引渡しが開始されたとされている。 性格的には中周波数のAN/SQS-56と類似するが、使用する周波数および性能面では、アメリカ海軍が1950年代後半より艦隊配備していたAN/SQS-23と近いと推定されている。直接探知範囲()での探知距離は、聴音時で、探信時でであり、また海洋音響条件に応じて収束帯(CZ)が使用できる場合、最大探知距離はまで延伸できると考えられている。なお本機は533mm長魚雷の射撃指揮にも用いられるマルチモード・ソナーであるが、RBU-6000対潜ロケット砲の射撃指揮には、小型の攻撃用ソナーを連接して、これを使用する〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「MG-335」の詳細全文を読む
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