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major histocompatibility complex
主要組織適合遺伝子複合体(しゅようそしきてきごういでんしふくごうたい、major histocompatibility complex; MHC)は、免疫反応に必要な多くのタンパクの遺伝子情報を含む大きな遺伝子領域である〔Belov K, Deakin JE, Papenfuss AT, et al. "Reconstructing an ancestral mammalian immune supercomplex from a marsupial major histocompatibility complex" , ''PLoS Biology'', Vol.4, No.3, 2006, p.p. 317-318 (e46). PMID 16435885〕〔Janeway CA, Travers P, Walport M, Shlomchik M. "Imunobiology. The immune system in health and desease. 5th edition." Garland Publishing Inc., New York, 2001. Part 2. 5-9. Many proteins involved in antigen processing and presentation are encoded by genes within the major histocompatibility complex. 〕。 == 概要 == 主要組織適合遺伝子複合体は、ほとんどの脊椎動物がもつ遺伝子領域であり、ヒトのMHCはヒト白血球型抗原 (HLA)、マウスのMHCはH-2 (histocompatibility-2) 、ニワトリではB遺伝子座 (B locus) と呼ばれる。 MHCには主要組織適合遺伝子複合体抗原(主要組織適合抗原、MHC抗原、MHC分子とも呼ばれる)と呼ばれる糖タンパクがコードされている。このMHC分子は抗原提示を行うことで細菌やウイルスなどの感染病原体の排除や、がん細胞の拒絶、臓器移植の際の拒絶反応などに関与し、免疫にとって非常に重要な働きをする。その他、ペプチドの輸送に関与するTAP (transporter associated with antigen processing) やプロテアソームに関与するLMP (low-molecular-weight protein) といった、免疫に関するさまざまなタンパク群もこのMHCにコードされている。 ここではMHCの主要な遺伝子産物であるタンパクとしてのMHC分子、および遺伝子領域の両者について記述する。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「主要組織適合遺伝子複合体」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Major histocompatibility complex 」があります。 スポンサード リンク
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