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MIYATA ( リダイレクト:モリタ宮田工業 ) : ウィキペディア日本語版 | モリタ宮田工業[もりたみやたこうぎょう]
モリタ宮田工業株式会社(モリタみやたこうぎょう、''MORITA MIYATA CORPORATION '' )は神奈川県茅ヶ崎市に本社を置く消火器・消火設備を製造する企業である。2014年に宮田工業がモリタ防災テックを合併するとともに商号変更した。 == 概要 == ライフル等の製銃で祖を成し、自転車に続きオートバイ国産化で一流メーカーの仲間入りを果たした。大田区蒲田本社工場以外にも松本市(長野県)、大多喜町(千葉県)に工場を持っていた。軍需の仕事が無くなった終戦後、新興オートバイメーカーの乱立により新製品開発の為に開発費が増大、新興メーカーが海外レース等で実績をあげ有名になると更に収益が悪化、オートバイ事業から撤退する。 日本興業銀行から株の譲渡を受けた松下電器産業のグループとなり(松下幸之助が丁稚奉公した五代自転車店時代、思い入れのある宮田の暖簾を消してはならぬと株を引き受けた)、大田区蒲田にあった広大な工場を松下に売却(現在の東京都立六郷工科高等学校のある付近、一部パナソニックの社宅としても残っている模様)、そして当時評価額の低かった神奈川県茅ヶ崎市の更に広大な土地を購入・工場を建設し売却差額で負債を返済。 また米国へ自転車輸出の際、偶然見つけたアンスル消火器を日本に持ち帰り粉末消火器の国産化に成功し防災事業を核として再興したメーカー(一時は無借金経営の上場会社として有名だった)。現在は消防車のトップメーカーのモリタグループになり上場廃止。2010年には自転車部門を株式会社ミヤタサイクルとして分社化し、2012年に自転車製造を全面移管した。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「モリタ宮田工業」の詳細全文を読む
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