|
ミニメンタルステート検査(ミニメンタルステートけんさ、''Mini Mental State Examination''、MMSE)は、痴呆の診断用に米国で1975年、フォルスタインらが開発した質問セットである。30点満点の11の質問からなり、見当識、記憶力、計算力、言語的能力、図形的能力などをカバーする。24点以上で正常と判断、10点未満では高度な知能低下、20点未満では中等度の知能低下と診断する。 ==質問内容== #日時(5点) # *今年は何年ですか。 # *いまの季節は何ですか。 # *今日は何曜日ですか。 # *今日は何月何日ですか。 #現在地(5点) # *ここは、何県ですか。 # *ここは何市ですか。 # *ここは何病院ですか。 # *ここは何階ですか。 # *ここは何地方ですか。 #記憶(3点) # *相互に無関係な物品名を3個聞かせ、それをそのまま復唱させる。1個答えられるごとに1点。すべて言えなければ6回まで繰り返す。 #7シリーズ(5点) # *100から順に7を引いていく。5回できれば5点。間違えた時点で打ち切り。 # *あるいは「フジノヤマ」を逆唱させる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ミニメンタルステート検査」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Mini-mental state examination 」があります。 スポンサード リンク
|