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民族革命運動党(みんぞくかくめいうんどうとう、Movimiento Nacionalista Revolucionario, MNR)は、ボリビアの政党。20世紀のボリビアの歴史で最も重要な役割を果たした政党。略称のMNR(エメエネエレ)と呼ばれる事が多い(本稿も以降MNRと表記する)。 == 概説 == MNRは1941年にビクトル・パス・エステンソロとエルナン・シレス・スアソにより結党された。以降、2005年頃まで、与党であったり野党であったり立場を変えながらも、ボリビアの政治の重要な位置を占めてきた。この間、計6期政権を執り、3名の大統領を輩出している。 # 1952年-1956年 ビクトル・パス・エステンソロ # 1956年-1960年 エルナン・シレス・スアソ # 1960年-1964年 ビクトル・パス・エステンソロ # 1985年-1989年 ビクトル・パス・エステンソロ # 1993年-1997年 ゴンサロ・サンチェス・デ・ロサダ # 2002年-2003年 ゴンサロ・サンチェス・デ・ロサダ 結党当初は民族主義・ポピュリズムであったが、1982年の民政復帰後は新自由主義の親米政治を行なっている。 2002年の時点では、上院11議席(27議席中)、下院36議席(130議席中)を占める第1党であったが、ボリビアガス紛争により支持を失い、2006年現在では上院1議席、下院8議席と大きく後退している。 2005年の大統領選挙では、ボリビア国内の日本人移住者が作った市であるサンフアン・デ・ヤパカニ市出身の日系ボリビア人ミチアキ・ナガタニ・モリシタ (Michiaki Nagatani Morishita)がMNRの大統領候補として出馬した。しかしMNRの得票率は6.5%に留まり、上記のように議席を大きく減らす結果となった。 人差し指と中指の2本を立てる、いわゆるピースサインをトレードマークにしている。また、ピンクが党の色である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「民族革命運動党」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Revolutionary Nationalist Movement 」があります。 スポンサード リンク
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