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『MOONGLOW』(ムーングロウ)は、1979年10月21日に発売された山下達郎通算4作目のスタジオ・アルバム。 == 解説 == 前作『GO AHEAD!』リリースの翌年、1979年初め。前作からカットされたシングルのB面に収録されていた「BOMBER」が、山下の周辺状況を劇的に変えていった。 大阪での「BOMBER」のスマッシュヒットを受け、山下は初めての全国規模ツアー『フライング・ツアー』を行うことになった。ファンクの要素を多く含む作品の演奏のために、バックバンドは上原裕・田中章弘・椎名和夫・難波弘之に、サックスの土岐英史、コーラスの吉田美奈子と大貫妙子を加えた構成に変更された。そして6月27日、大阪のサンケイホールで行われたライブで、山下は普段のライブとは明らかに異なる客層に、自らの音楽が熱狂的に受け入れられているのを目の当たりにする。 幸いにして、山下の周辺状況は改善の方向に向かっていた。ディレクターの小杉理宇造は、桑名正博など手がけていたミュージシャンが売れ始めたこともあり、RVC内に独立レーベル“AIR”を立ち上げ、設立第一弾として、山下達郎の新作をリリースすることとなった。 経済的状況が上向きになってきたことと当時のレコーディング環境が16トラックから24トラックに変わっていったことも反映し、本アルバムでは多様な編成で様々な多重録音の技術を用いた楽曲制作が行われている。 第22回日本レコード大賞ベスト・アルバム賞受賞作品。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「MOONGLOW」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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