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MOTHERシリーズ(マザーシリーズ)は、任天堂から発売された日本のコンピュータRPGシリーズ。著名コピーライターである糸井重里がゲームデザインを手がける同社数少ない自社製作のRPGシリーズである。 == 概要 == === 概説 === 第1作『MOTHER』は、任天堂が初めてオリジナル作品として発売した、コマンド選択形式のRPGにあたる作品である〔1986年発売の『ゼルダの伝説』はアクションRPG(ただし続編『リンクの冒険』には経験値があり、世間一般で言う所のRPGとしての体を成している)、1987年発売の『銀河の三人』は、エニックス『地球戦士ライーザ』(1985年、PC用ゲーム)の移植にあたり、「オリジナル」タイトルではない。なお、シミュレーションRPGの『ファイアーエムブレム』シリーズは第1作が1990年の発売である。〕。同時にファミリーコンピュータ時代からリリースされ続けた唯一の任天堂製によるRPGのシリーズでもある。 前述のようにコピーライターの糸井重里が開発に関わっていることが特徴である。きっかけは糸井が『ドラゴンクエスト』シリーズに熱中、感動し、何とか自分でもRPGを作れないかと思い立ち、RPGの制作を決意、任天堂を訪れる。また、ゲームの発売に先駆ける1987年の「糸井重里の電視遊戯大展覧会」にてすぎやまこういちとの対談時にゲーム制作を勧められる一幕があった。当初は任天堂もなかなか首を縦に振らなかったものの、糸井の熱意に折れる形で制作を決定する。 糸井は1作目『MOTHER』において、自身が好きだった映画『スタンド・バイ・ミー』へのオマージュから近現代アメリカを思わせる背景設定を用い、スピルバーグの参加した作品を数多く鑑賞しゲーム製作へと生かした。 第2作『MOTHER2 ギーグの逆襲』は完全新作でありながらも、前作の作調を大きく尊重した上で製作された、いわば発展作、もしくはリメイク作に近い物となっている。 第2作の発売直後から企画立案を開始し、それから実に12年の歳月を経て発売を見た最新作『MOTHER3』は、シリーズで初めて任天堂情報開発本部が主な開発に関与した。本作は1作目『MOTHER』で形成された世界観・設定から方針を転換し、新しいMOTHERシリーズとしての世界観をなしている。 特長を尊重しながら第1作を大幅に進化させた第2作、そこで大成されたグラフィックやゲームシステムを発展させつつほぼ忠実に継承したのが第3作といえる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「MOTHERシリーズ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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