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MikuMikuDance(ミクミクダンス)とは、樋口優が制作した、プリセットされたキャラクターの3Dモデルを操作しコンピュータアニメーションを作成する3DCGソフトウェアである。略称はMMD。デフォルトで初音ミクなどのVOCALOIDのキャラクターの3Dモデルを使用できるほか、オリジナルのキャラクターモデルやアクセサリを組み込んで操作することも可能で、MMD用の3Dモデルも有志によって多数公開されている。 なお、MikuMikuDanceという初音ミクにちなんだ名前ではあるが、樋口が個人で制作したフリーウェアであり、初音ミク販売元のクリプトン・フューチャー・メディアの製品ではない。 == 特徴 == デフォルトであにまさの制作による3Dモデルが用意されているため、3DCGに不慣れな初心者でもすぐにアニメーションを作成することが出来る。画像をきれいに見せることよりもリアルタイム性を重視しており、DirectXを描画に用いることで、長時間のレンダリングを経ず、作った動きをすぐに動画として確認することが出来る事も大きな特徴とされる〔。MMDの登場はその扱いの容易さから初心者が3Dアニメーションに挑む際のハードルを大きく下げたとも言われる。また、VOCALOIDの歌唱に用いるプロジェクトファイル(VSQ)を読み込んで自動でリップシンク(口パク)を作る機能も備えている。 MMDを作成した樋口のパソコンがMMD公開当時の水準から見てスペックが低く(Pentium 4 1.5GHz、RADEON 8500)、そうした環境でも動作するように作った結果、3DCGを扱うソフトウェアとしては非常に動作が軽くなったという〔。ただし、機能が追加された最近のバージョンや読み込むモデルデータによっては比較的高スペックのパソコンを必要とする。 アニメーション作成に特化したソフトであるため、モデルデータの作成や改造の際は外部ツールを必要とする。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「MikuMikuDance」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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