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MiniDV ( リダイレクト:DV (ビデオ規格) ) : ウィキペディア日本語版 | DV (ビデオ規格) DV(ディーブイ)とは、1994年HDデジタルVCR協議会より家庭用として発表されたデジタルビデオの規格のひとつ。開発当初はハイビジョン映像をベースバンドで記録するHD規格のVTRであったが、製品としては1995年にSDテレビ映像を記録するビデオカメラ(カムコーダ)からスタートした。その後HD規格の製品化が進まない中、SD規格の製品が普及してDV=SD映像規格となり、HD規格は事実上廃案となった。テープは小型ビデオカメラ用のMiniDV(ミニ ディーブイ)と、据え置き型デッキ用の標準DV(スタンダードカセット)の2種類存在する。 == 概要 ==
使用するビデオカセットテープ(『DVC』(''Digital Video Cassette'')と呼ばれる磁気テープ)には、据え置き型デッキ・大型カムコーダ用の「標準DVカセット」と、小型・家庭用カムコーダー用の「MiniDVカセット」の2種類がある。テープ幅は両者とも6.35mm(1/4inch)で、カセットサイズによって映像圧縮率や記録方式・記録密度は変わらないので映像音声の品質は同一であり、記録時間の長短のみが差異となる。標準DVカセットでは、一般的な180分カセットでの記録時間は標準(SP)モード180分・長時間(LP)モード270分であった〔短時間用に120分のカセットも販売され、また薄いテープの採用により270分カセットも存在した。長時間モードではそれぞれの1.5倍の記録時間となり、270分カセットでは6時間45分記録可能。〕。MiniDVのカセットサイズは横6.6×縦4.8×厚さ1.2cmで、記録時間はDV形式のビデオを標準(SP)で60分、長時間(LP)モードで90分となっている〔後にテープを薄くして、標準(SP)で80分、長時間(LP)モードで120分記録可能なMiniDVカセットも追加された。〕。標準DVカセット用の据え置き型デッキでも、アダプター等を装着することなくMiniDVカセットテープの録画再生が可能である。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「DV (ビデオ規格)」の詳細全文を読む
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