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株式会社mmbi(エムエムビーアイ、''mmbi, Inc.'')は、マルチメディア放送を全国放送する移動受信用地上基幹放送事業者である。 == 概要 == 事業開始まで 2006年12月に、地上アナログテレビ放送停波後のVHF-high帯の周波数(207.5-222MHz)を利用して主に携帯端末に動画や音楽、電子書籍などの大容量コンテンツ配信を提供するために、フジテレビジョン、伊藤忠商事、NTTドコモ、スカイパーフェクト・コミュニケーションズ(現・スカパーJSAT)、ニッポン放送の5社によりマルチメディア放送企画LLC合同会社(''Multimedia Broadcasting Planning LLC.'' 略称:MMBP)として設立。 フジサンケイグループのフジテレビジョンとニッポン放送が合わせて40%を出資していたためフジテレビジョンが代表社員となる。 2009年1月 に株式会社マルチメディア放送に改組 〔「株式会社マルチメディア放送」設立のお知らせ NTTドコモ 報道発表資料 2008年12月4日〕 後、2月に第三者割当増資〔ISDB-Tmm推進のマルチメディア放送が第三者割当を決議,NTTドコモの総出資比率が51%に ITPro 2009年2月2日〕によりNTTドコモの子会社となった。 東京スカイツリー開業とほぼ同時期の2012年4月までにISDB-Tmm方式を利用したマルチメディア放送のインフラの構築とサービスの提供を目指し、KDDIが中心となるメディアフロージャパン企画のMediaFLO方式と1枠の周波数帯をめぐり、両者に対する3度の電波監理審議会での公開討論会などを経て2010年9月に移動受信用地上放送事業者の認定を受けた。 2011年1月に受託放送役務を行う受託放送事業者(現・放送局設備供給役務を行う基幹放送局提供事業者)たる子会社・ジャパン・モバイルキャスティング(以下、Jモバと略)を会社分割により設立し、2月に同社へ先述の認定を譲渡した。 4月に社名を現在の株式会社mmbiに変更した。 移動受信用地上基幹放送の認定基幹放送事業者となるべく総務省に認定申請をしたが、受付結果に他の申請者は無く〔V-Highマルチメディア放送を行う移動受信用地上基幹放送の業務の認定申請受付結果 総務省 報道資料 平成23年9月6日(国立国会図書館のアーカイブ:2011年10月11日収集)〕、10月に唯一の移動受信用地上基幹放送事業者の認定を受けた。 2012年4月よりNOTTVの名称(商標登録第5451381号他)でサービス開始した〔スマホ向け放送「NOTTV」は月額420円で4月1日に開始 AV Watch 2011年11月29日〕。 事業開始後 開始当初、「単年度黒字化については開始から3~4年後の達成を見込んでいる。」〔としていたが、依然としてmmbi以外にマルチメディア放送に参入する事業者が無く、Jモバに参入条件を緩和〔モバキャスサービス提供条件の見直しについて Jモバ NEWS 2013年8月1日〕させた。 これに応じたのは、スカパー・エンターテイメント、アニマックスブロードキャスト・ジャパン、AXNジャパン、フジテレビジョン、日本映画衛星放送(現・日本映画放送)の5社でテレビジョン放送として参入する 〔蓄積型放送は実施しないこと〕 というもので、実際は衛星放送のサイマル放送にすぎないものであった。 総務省も移動受信用地上基幹放送でテレビジョン放送ができること〔平成25年総務省告示第441号による基幹放送普及計画改正〕とした。 2015年4月から6チャンネル(フジテレビジョンは2チャンネル)のテレビジョン放送が開始され、mmbiも視聴料を割り引くNOTTVパックを発売開始した。 サービス開始後、赤字は累積する一方で6月には三年間で1千億円近くに達することが明らかになり、11月27日に2016年6月末をもってNOTTVを終了、Jモバも事業停止し5社6チャンネルのテレビジョン放送も終了すると発表した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「Mmbi」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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