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MVC(Model View Controller モデル・ビュー・コントローラ)は、ユーザーインタフェースをもつアプリケーションソフトウェアを実装するためのデザインパターンである。 アプリケーションソフトウェアの内部データを、ユーザーが直接参照・編集する情報から分離する。そのためにアプリケーションソフトウェアを以下の3つの部分に分割する。 # model: アプリケーションデータ、ビジネスルール、ロジック、関数 # view: グラフや図などの任意の情報表現 # controller: 入力を受け取りmodelとviewへの命令に変換する == MVCの歴史 == * 1979年: パロアルト研究所にてTrygve Reenskaugが考案。〔MVC XEROX PARC 1978-79 〕〔The Model-View-Controller (MVC) Its Past and Present 〕長い間、Smalltalk-80の実装のみが公開され、MVCに関する公開情報はなかった * 1988年: 最初の論文「A Cookbook for Using the Model-View-Controller User Interface Paradigm in Smalltalk -80」〔A Cookbook for Using the Model-View-Controller User Interface Paradigm in Smalltalk -80 〕が公開〔Model View Controller History 〕 * 1994年: 書籍「Design Patterns:Elements of Reusable Object-Oriented Software」内で取り上げられる * 1999年: MVCのサーバサイド実装としてJavaServer Pages Model 2が発表〔Understanding JavaServer Pages Model 2 architecture 〕 元来Smalltalkにおけるウィンドウプログラム開発のための設計指針として生まれたが、構造が複雑となりがちなグラフィカルユーザインターフェース (GUI) をもつソフトウェアにおける有用性から他方面へ広がった。 その後、Smtalltalk-80から派生したSqueakでは、Selfから移植されたGUIツールキットMorphicが主に使われるようになった。Morphicではビューとコントローラを分離しておらず、その後の多くのGUIツールキットでもビューとコントローラは完全には分離されていない。。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「Model View Controller」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Model-view-controller 」があります。 スポンサード リンク
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