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MODEL1(モデルワン)は1992年にセガ(後のセガ・インタラクティブ)によって開発されたアーケードゲーム基板である。セガが発売したポリゴンによる3D描画機能を搭載した基板としては最初期の製品である。 == 概要 == セガと米国のゼネラル・エレクトリック・エアロスペース社(後のマーティン・マリエッタ)との共同で開発された。 MODEL1上で動作するゲームとして最初にリリースされたのはバーチャレーシングであった。バーチャレーシングはもともとMODEL1のスペック確認用として製作されたもので、本来であれば商用リリースの予定はなかったが、意外なほどに出来がよかったためにブラッシュアップを施されて発売された。 また、バーチャレーシングに搭載された初期型のMODEL1基板はその後のものとバージョンが異なっており、互換性はない。しかし、バーチャレーシングは専用の筐体で提供されたために、不都合はほとんど生じなかった。 MODEL1のメインCPUはNEC製のV60、描画プロセッサは富士通製のMB86233。サウンド機能は別基板となっており、4ch出力が可能なサウンドボードを使用(初期のMODEL2基板においても使用)また後期のスターウォーズではWAVE音源再生可能なボードを使用している。描画能力は18万ポリゴン/秒。フラットシェーディングやアルファブレンディングが可能であったものの、ポリゴンにテクスチャーを貼ることが出来ないなど、表現力は限定的なものだった。 当時の基板としては非常に高価なシステムであったこともあり、MODEL1で開発されたゲームは6本にすぎない。本格的な3Dへの移行は翌年に発表されたMODEL2によって行われた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「MODEL1」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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