翻訳と辞書
Words near each other
・ N-bromosuccinimide
・ N-CAM
・ N-channel Metal Oxide Semiconductor
・ N-D table
・ N-formylmethionine
・ N-freerespi-ratory qutient:non-protein respiratory quotient
・ N-Gage
・ N-Gram
・ n-hexane
・ n-hexane extractable substances
・ N-I
・ N-II
・ N-methyl-N'-nitro-N-nitrosoguanidine
・ N-NET
・ N-plant nuclear power plant
・ N-robo
・ N-S quotient
・ N-S quotient factor
・ N-SAT-110
・ N-sonic


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

N-I ( リダイレクト:N-Iロケット ) : ウィキペディア日本語版
N-Iロケット[えぬいち -]

N-Iロケットエヌイチ - )は、宇宙開発事業団(NASDA)と三菱重工業米国デルタロケットの技術や構成要素を基に開発し、三菱重工業が製造した日本初の人工衛星打ち上げ用液体燃料ロケット
== 概要 ==
東京大学宇宙航空研究所(後の宇宙科学研究所)が、科学衛星と衛星打ち上げ用固体燃料ロケットを自主開発し打ち上げ実績を重ねていたのに対して、実用商用衛星の打上げを目指して設立されたNASDAは、液体燃料ロケットの実用化を急ぐために自主開発を諦めて、一部がブラックボックスの条件で米国のデルタロケットの技術を段階的に習得していく開発手法を採ることにした。ロケットの技術は弾道ミサイルの技術に繋がることから、米国としても日本のロケット技術を管理下に置く事は好ましいと考えていた。
1970年(昭和45年)10月にNロケットの開発が始まり〔宇宙開発事業団(NASDA)沿革  JAXA公式サイト〕、1975年(昭和50年)に技術試験衛星「きく」を搭載した第1号機の打ち上げに成功した。1982年(昭和57年)までに合計7機を打ち上げ技術習得の目標は達成できたが、打上げ能力が衛星の大型化に対応できないためN-IIロケットの開発に移行することになった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「N-Iロケット」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 N-I (rocket) 」があります。




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.