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N3型戦艦(N3がたせんかん)は、第一次世界大戦後にイギリス海軍で設計された戦艦の艦級。同時に計画されたG3型巡洋戦艦とは、重装甲である点を除き、ほぼ同様の設計だった。同級は、戦艦の大きさと武装〔排水量35,000トン以下、および主砲口径16インチ以下〕、および加盟各国の主力艦保有総排水量に制限を設けた1921年のワシントン海軍軍縮条約が成立したことにより、発注されずに終った。 == 背景 == 第一次世界大戦の終了後、イギリス海軍は新たな大海軍国、日本とアメリカ合衆国に対して優勢を維持するという難事に直面した。日本もアメリカも、イギリスと同等あるいはそれを上まわる海軍をつくる意志と能力を持っていた。第一次世界大戦は大英帝国の経済に打撃を与えた。イギリス海軍の艦隊は数に関してはまだ世界最大であったが、その多くは使い古されたもので、先進的で重武装の新型艦に対しては時代遅れのものとなっていた。1919年初めの時点でイギリス海軍が保有または建造中の主力艦は48隻にのぼった〔これらには、大戦を生き残ったすべての弩級戦艦と未完成の巡洋戦艦フッドおよび間もなくキャンセルされることになるその姉妹艦3隻、オーストラリアの巡洋戦艦オーストラリア、2隻のロード・ネルソン級前弩級戦艦と2隻のカレイジャス級大型軽巡洋艦が含まれていた(カレイジャス級の戦力は未知数だった)。〕が、そのうち15インチ(381 mm)砲を搭載したものはわずか13隻であり、大戦の戦訓をすべて取り入れたものは1隻もなかった。休戦協定に基づく戦力の縮小と、日本とアメリカで行われている新戦艦の建造によって、イギリスの地位は更に低下することが確実だったため、それら諸外国の新戦艦に匹敵する先進的な設計の新戦艦の建造が決定された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「N3型戦艦」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 N3-class battleship 」があります。 スポンサード リンク
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