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FOMA N904i(フォーマ・エヌ きゅう まる よん アイ)は、日本電気(NEC)によって開発された、NTTドコモの第三世代携帯電話(FOMA)端末である。 == 概要 == イタリアのデザイナー、ステファノ・ジョバンノーニとのコラボレーションモデル。ヒンジ部にジャバラを設けるなどこれまでのNEC端末とは一線を画すデザイン。「BI BOX DESIGN」と言った「2つのBOX」を重ねた様なベーシックかつグラフィカルなデザインとなっている。内部のユーザーインターフェースもステファノが手がけ、待ち受け画面や、着せ替えメニューなど多くのコンテンツがプリインストールされている。中でもステファのデザインしたAlessiのMagic Bunnyや、寿司をモチーフにしたメニュー画面などが特徴的。4月23日のドコモのプレスリリースに先駆けて、 4月18日からイタリアミラノで開催されたミラノサローネに先行公開された。 通常の90xシリーズでは初めてHSDPAに対応している。このため着うたフルや、ビデオクリップのダウンロード時に力を発揮する。もちろんFOMAハイスピードのサービスであるミュージックチャネルにも対応している。 また、携帯電話では最大クラスの解像度を誇るワイドVGA+液晶(480×854ドット・比率16:9)を搭載している。またNの高画質技術であるモバイルシャインビューEX液晶も搭載しているため、高コントラストを実現し、画像はもちろん文字も鮮明に表示できる。 輝度は約400カンデラに設定し、高精細液晶ながら屋外でも高い視認性を実現する。 色度域は72%で、高輝度でも赤、青、緑などの原色も明るく色鮮やかに再現できる。 フルブラウザは従来の物に加え、日本の携帯電話で初めてピクセル・テクノロジーズが開発したピクセル・ブラウザーをフルブラウザとして採用した。このブラウザは画面を拡大、縮小したりするのが容易になり、ニューロポインターをつかって、アイコン選択もスムーズに出来る。またURLを打つ際にバーチャルキーボードがでてくるなど、今までのフルブラウザとは大きく変化しているものとなっている。 この端末のボタンは白色に光る。 外部メモリーはmicroSD対応である。カメラ性能はオートフォーカス対応CMOS有効画素数約320万画素を搭載し、903iに続きウルトラ手ブレ補正機能を搭載。テレビ電話用のサブカメラはCMOS約33万画素。 音楽面ではヤマハと提携し、圧縮音源(AACなど)に対する高音域補正機能(AudioEngine)を搭載。うた・ホーダイにも対応。また、SD-Audio(AAC/AAC+SBR),Windows Media Audio形式の音楽ファイル再生に対応、またデジタル著作権管理(Digital Rights Management)に対応している事により、Napster等の有料音楽配信サイトの利用も出来る。利用に関しては、USBケーブル、Windows XPまたはWindows Vista対応パソコン、Windows Media Player10以上が必要となる。 FOMA 904i シリーズ共通の機能の中では、うた・ホーダイ、2in1に対応した。GPS、3Gローミング(WORLD WING)対応。しかしながら、直感ゲームには対応しておらず、振るや傾けるなどの動作での制御はできない。 〔 iアプリは「桃太郎電鉄WORLD豪華版」、「Gガイド番組表リモコン」、「DCMXクレジットアプリ」、「ケータイクレジットiD」などをプリインストール。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「N904i」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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