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NACSIS ( リダイレクト:国立情報学研究所 ) : ウィキペディア日本語版
国立情報学研究所[こくりつじょうほうがくけんきゅうじょ]

国立情報学研究所(こくりつじょうほうがくけんきゅうじょ、、)は、東京都千代田区一ツ橋の学術総合センタービルにある大学共同利用機関情報・システム研究機構を構成する。
学術情報センター(National Center for Science Information Systems、略称:(ナクシス))を前身とする組織で、2000年に設置された。2012年4月時点で、職員127名、客員教授等が107名、特任教授等が22名、特定有期雇用職員214名、大学院生126名が在籍している〔。年間予算は107億円(2012年度)〔。
== 概要 ==
学術研究の研究所としての側面(最近は名前の通り情報学分野が中心)と、学術情報サービスプロバイダ(GeNiiなど)と学術ネットワーク(SINET/SUPER SINET)の運営者としての側面と、2つの側面がある。また総合研究大学院大学に参加して、複合科学研究科情報学専攻として博士課程の学生の教育指導も行っている。
文献情報分野における標準化や学術情報分野における標準化などを推進してきた。国内で発信される文献情報は、既に年間数十万件を遥かに超え、インターネット上での文献(書類)情報は数億件に達しつつある。図書文献情報は、NDCやISSNなどの分類情報で文献分類を行うことが出来るが、インターネット上や特許文献などの文献分類は、標準化がなされていなかったため、一部において困難であった。それを解決するために、日本弁理士会や特許庁の外郭団体とも連携を行い、また、インターネットプロバイダーとも連携を行うことで、情報検索分野における標準化の国立機関として、活動を推進してきた。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「国立情報学研究所」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 National Institute of Informatics 」があります。




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