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NASAパーソナル無線(なさパーソナルむせん)とは、「NASA通信」が販売していた無線機である。900MHz帯を用いるパーソナル無線とは別のものである。 == 無線機の仕様 == 使われていた無線機は市民ラジオを基盤にして、AMモードで37MHz帯の周波数を使用するものである。通常は微弱な出力しが出せないが、緊急時には背面にある端子にピン(救命ピンという)を入れることで公称10W(実測では8.7W前後の出力だったという)の出力が出せるようにしていた。この救命ピンは普段外すこととなっていたが、実際には装着されたままのケースも少なくなかった。 37MHz帯は陸上自衛隊などが使用しており、主宰者は“有事の際に協力する”と称して『自主防衛隊』銘入りの腕章まで作っていた。電波法第52条には確かに非常時には免許された通信の相手方以外とも通信できる旨の定めがあるが、だからといって平常時に違法な無線局を開設してよい理由にはならない(NASAパーソナルは総務省において正式に規格化されたものではないため、電波法第4条による無線局の免許を受けることはできない)。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「NASAパーソナル無線」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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