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NBAプレイオフ : ミニ英和和英辞書
NBAプレイオフ
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。


NBAプレイオフ ( リダイレクト:NBAプレーオフ ) : ウィキペディア日本語版
NBAプレーオフ

NBAプレーオフ(NBA Playoffs)とは、北米プロバスケットリーグであるNBAのレギュラーシーズン終了後、東西の各カンファレンスから8チームずつが進出し、7戦4勝制のトーナメント方式によりチャンピオンを決するためのプレーオフ(ポストシーズンシリーズ)をいう。各カンファンレンスにおける優勝チームの決定戦(準決勝に相当)をNBAカンファレンスファイナル、各カンファレンスのトーナメントを勝ち抜いたチーム同士による決勝戦をNBAファイナルとよぶ。
プレーオフ進出の第1から第4シードまでは、各ディビジョン優勝チーム3チームとそれ以外でカンファレンス内で勝率の最も良い1チームが、勝率の順で権利を得る。第5から第8シードは勝率順に権利を得る。チーム間で勝率が同率の場合、タイブレイクの基準が定められており、(1)から順に適用される。
*(-)勝率差があればタイブレイクは不要。
*(1)ディビジョン優勝チームが優越
*(2)直接対決勝敗
*(3)同カンファレンス内勝率
*(4)同カンファレンス内のプレーオフ進出チームに対する勝率
*(5)別カンファレンス内のプレーオフ進出チームに対する勝率
*(6)すべての試合の総得点
トーナメント1回戦の「ファースト・ラウンド(カンファンレンス準々決勝)」の勝者は、「カンファレンス準決勝」へと進出する。さらに同準決勝の勝者が「カンファレンス決勝」に進出する。最終的に各カンファレンスのチャンピオン同士がNBAファイナルにおいて対戦することとなる。
以前は1回戦は5戦3勝制のシステムであったが、現在は各ラウンドともに7戦4勝制となっている。NBAファイナルを除く各ラウンドの試合会場は2-2-1-1-1のフォーマットでホームとアウェイの試合となり、NBAファイナルにおいては、2-3-2のフォーマットにて試合会場が割り振られる。
== 沿革 ==
NBA(1949年にNBL(National Basketball League)と合併するまではBAA(Basketball Association of America)と呼ばれていた)の最初のシーズンである1947年には、東西の地区の上位各3チームがプレーオフへの出場権を有した。各地区1位の2チームがファイナルへの出場を争って7戦4勝制の準決勝を行った。残りの4チームは3戦2勝制のプレーオフを2ラウンド行うことで準決勝の勝者と対戦するチームを決定した。この年には、最初のNBAファイナル(当時の呼称はBAAチャンピオンシップ)で、フィラデルフィア・ウォリアーズがシカゴ・スタッグスを4勝1敗で下した。
1949年のプレーオフでは、各地区に1チームずつ追加され、シードチームがなくなり、2ラウンドの3戦2勝制のトーナメントが行われた。各勝者は7戦4勝制のチャンピオンシップを戦った。1950年はNBLとの合併等でチーム数が増え従来の地区に加え中部地区ができ(このシーズンのみ)、最高勝率を上げたシラキューズ・ナショナルズの所属する東部地区がシードされる形でトーナメントが行われ、ミネアポリス・レイカーズがナショナルズを6戦で破ってNBAに名前が変わって初めてのチャンピオンの座に就いた。
1951年から53年にかけて、地区の決勝がそれぞれ5戦3勝制に変更された。インディアナポリス・オリンピアンズが消滅した1954年、NBAプレーオフは初めて総当り制を導入し、これは歴史上唯一の総当り制の実施となった。1955年から66年には元の6チームによる対戦に戻され、1958年には地区の決勝が7戦4勝制に、61年にはディビジョンの準決勝が5戦3勝制に拡張された。
1967年には、プレーオフ進出チームは再び8チームに増やされ、3ラウンドのトーナメントが組まれた。1年後、地区の準決勝は7戦4勝制に変更された。1971年には、それまでの東西2地区制から東西2カンファレンスをそれぞれ大西洋と中部、中西部と太平洋の地区に分ける形に再編された。1975年には各カンファレンスの5位のチームが、1977年には6位のチームがプレーオフにおいて3戦2勝制の第1ラウンドを戦うようになった。
1984年にはついに、トーナメントは現在の16チームの形式に拡張され、第1ラウンドは5戦3勝制に変更された。2003年には第1ラウンドもまた7戦4勝制に変更された。
2004年、シーズンの開始にあたり、30番目のNBAのチーム(シャーロット・ボブキャッツ)の追加に伴い、NBAは地区を再編成した。その結果、各カンファレンスは5チームずつの3つの地区を有することとなり、各地区の勝者は、カンファレンスにおいて8位までの順位に入っているかを問わずにプレーオフにおける上位3つのシードを保証されることとなった。これは2005-06シーズン終了後に幾分修正された。地区の勝者はプレーオフへは自動的に進出出来るものの、第3シード以内が保証されることはなくなった(この事については下記参照)。また、地区の勝者にホームコートアドバンテージが保証されないことは変わらなかった。このシステムの下では、地区の首位で第3シードになっても、カンファレンスの勝率上位チームが他の地区に固まった場合、対戦相手の第6シードのチームがホームコートアドバンテージを有することもあり得る。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「NBAプレーオフ」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 NBA playoffs 」があります。




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