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CBRNE(シーバーン)は、化学 ()・生物 ()・放射性物質 ()・核 ()・爆発物 () のアクロニムである。これらによって発生した災害をCBRNE災害と称する。主に民間防衛の文脈において使われる言葉である。 == 概要 == CBRNEは、下記の5項目を意味する。 ; C : 有毒物質や化学兵器による。工業災害や化学テロなどが想定されている〔。 ; B : 病原体や生物兵器による、いわゆるバイオハザードである。人為的なものに限定されず、感染症のパンデミックなども、CBRNE災害に準じて扱われる〔。 ; R : 放射性物質や放射能兵器(ダーティー・ボム)による原子力事故などが想定されている〔。 ; N : 核兵器を用いた核爆発によるテロである〔。第三世界や非国家主体による核テロリズムが想定されている。 ; E : 爆発物(即席爆発装置含む)によるテロ・災害である〔。また、上記の4種災害との複合的なテロ・災害も想定されている。 1990年代以降、これらを特殊兵器として用いるテロリズムの脅威に対して発生してきた総称としての概念である〔CBRN 防衛 防衛省資料 〕。テロのみならず、事故や災害についてもCBRNE事案として捉えられるようになっている〔。核・生物・化学については、まとめてNBCとも呼ばれるが、CBRNEもしくはCBRNの使用が増えてきている〔第3特殊武器防護隊 CBRN基礎知識 〕。 なお、各国では、CBRNE事案に対する方策を検討・実施しており、欧州連合ではEU CBRN CoE(European Union Chemical Biological Radiological and Nuclear Risk Mitigation Centres of Excellence Initiative)を立ち上げているほか〔EU CBRN CoE 〕、世界健康安全保障イニシアティブにおいても、CBRN対策が話し合われるなど、国際的な協力体制の構築が図られている〔世界健康安全保障イニシアティブ10周年記念文書,厚生労働省資料 〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「CBRNE」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 CBRN defense 」があります。 スポンサード リンク
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