|
nCUBEは、超並列コンピュータのシリーズ名であるとともにそれを開発した企業名でもある。初期のハードウェアは独自のマイクロプロセッサを使っていた。その後、独自のマイクロプロセッサの設計をやめて、サーバ向けの他社製チップで超並列マシンを作成。最近までストリーミング配信(ビデオ・オン・デマンド)に特化したサーバとして販売していた。現在はC-CORというネットワーク関連の企業に買収されている。 == 歴史 == * 1983年 - インテルの社員が、インテルが並列コンピューティング市場になかなか踏み出さないことに欲求不満を感じ、nCUBE社を設立した(インテルはその後1989年に市場に参入)。 * 1985年12月 - 最初のnCUBEのハイパーキューブマシンnCUBE 10がリリースされる。 * 1988年 - オラクル社のラリー・エリソンはnCUBEに興味を持ち大株主となった。nCUBE社の本社はオラクル社のすぐ近くに移転されることとなった。 * 1989年6月 - 第二世代のマシンnCUBE 2をリリース。 * 1994年 - nCUBEは株式上場するまでに成長した。 * 1995年 - 第三世代のマシンnCUBE 3をリリース。 * 1996年 - エリソンは nCUBE を縮小(上場廃止)させ、CEOに就任してオラクル社のネットワークコンピュータ部門に編入した。その後、nCUBE社は完全にストリーミング配信サーバのメーカーとなる。 * 1999年 - nCUBE社はストリーミング配信とそれにCMを挿入するソフトウェアを開発していた SkyConnect というベンチャー企業を買収した後、再度株式公開にこぎつけた。 * 2000年 - SeaChange International社から特許侵害で訴えられる。 * 2001年 * 再度、上場廃止。 * 4月:ITバブル崩壊と法廷闘争の負担から、nCUBE社は 17%の従業員をレイオフ(解雇)。 * エリソンがCEOを辞めた。 * 2002年 - Foster Cityのオフィスを閉鎖。 * 2003年 - Louisvilleのオフィスを閉鎖。 * 2005年 - C-COR社に買収される。 * 2007年 - Arris社に買収される。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「NCUBE」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|