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『NEW-S』(ニュース)は、T-SQUAREの16枚目のアルバムである。1991年3月21日にリリースされた。 == 解説 == デビュー時からのサクソフォーン奏者・伊東たけしの脱退後、本田雅人が加入して最初にリリースされ、ジャズ・ファンク色の強い音楽を得意としていた本田のプレイと楽曲が前面に出ているアルバムである。本田の作曲した3曲はどれもスクェアに新しい息吹を吹き込み〔熊谷美広 監修 『ディスク・ガイド・シリーズ No.1 フュージョン』 シンコー・ミュージック、2000年8月8日初版発行、ISBN 4-401-61649-9、111頁。〕、特にアルバムの1曲目の「MEGALITH」はそれまでのスクェアのイメージを覆したというべき曲で〔、ファンを大きく驚かせ〔、伊東の脱退でスクェアはどうなるんだというファンの不安を吹き飛ばすことにも成功した(MEGALITHショック)。「インストゥルメンタル・ポップス」とでもいうべきスクェアの音楽に1960年代・1970年代フュージョンのようなテイストを加え既に確立したスクェアのスタイルをも堅持した難曲であり、同時に本田雅人の代名詞的な楽曲でもある。 また、他の楽曲も生ストリングスを導入したボサノバ・スタイルやビッグバンドスタイルなどフロントに本田を想定したつくりになっており、『NATURAL』のスタイルは伊東のソロアルバムに継承された形となっている。楽曲においてソプラノ・サックスが使われるようになったのもこのアルバムからで、そのためEWIを使用する楽曲は相対的に少なくなっている。(このアルバムのためのツアーでも、代表曲である「TRUTH」がソプラノ・サックスで演奏されている) ちなみに、「MEGALITH」や「LITTLE LEAGUE STAR」など、アルバムのうちの数曲は、アルバム発売の1カ月前の2月25日に行われた伊東、本田の歓送迎ライブ「FAREWELL & WELCOME」にて、アルバム発売に先立ち披露されている。 初回限定版では、T-SQUAREのロゴがCDケースに直接プリントしてある。 また、「ROMANTIC CITY」は後にシングル『RISE』にカップリングとして収録。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「NEW-S」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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