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NHK-FM放送(エヌエイチケイ・エフエムほうそう)は、日本放送協会(NHK)による地上基幹放送の一種別の超短波放送(FM放送)で国内放送でもある。 == 概要 == 日本で初めての本格的なFM放送の実験局(現実験試験局)として、東京(JOAK-FMX)で1957年12月24日19時に送出を開始した〔初めの番組は、ベートーヴェン作曲の交響曲第9番「合唱」で、演奏は、ヴィルマ・リップ(ソプラノ)、 エリーザベト・ヘンゲン(アルト)、ユリウス・パツァーク(テノール)、 オットー・ヴィーナー(バス) 、ヤッシャ・ホーレンシュタイン指揮、 ウィーン・プロ・ムジカ交響楽団による、1956年にモノラルで録音された、米VOX原盤のLPレコードの再生によるものだった。現在この音源は、コロムビアよりCDにて入手できる(CD番号:COCQ-84706)。〕。その後、大阪(JOBK-FMX)、名古屋(JOCK-FMX)など全国主要都市で実験局が開局した。当初はモノラル放送であったが、1963年12月16日には実用化試験局となった東京局でステレオ放送を開始した。 1966年までに全国規模で地方局の開局を行い、1969年3月1日に実験局・実用化試験局が放送局(現地上基幹放送局)に種別変更し、本放送を開始した。1977年11月には全国全てのローカル放送でもステレオ放送が可能となった。2011年9月1日からは、『NHKネットラジオ らじる★らじる』によってインターネット経由でも聞くことができるようになった〔ただし、権利上の理由で同時配信されない番組が一部ある。また、聴けるのは一部の局にすぎない。〕。 周波数変調(FM)と超短波の広帯域を生かして高品位な放送ができることにより、J-POP、洋楽以外にクラシック音楽やワールドミュージック、邦楽(純邦楽)、民謡などあらゆるジャンルの音楽の他、古典芸能、ラジオドラマなどを織り込んで放送している。 NHK-FMは当初、英国放送協会(BBC)の「サードプログラム」(現在のRadio3〔編成はクラシック音楽などのハイカルチャー中心である〕)をモデルに、「クラシック音楽や講演などのハイカルチャーを扱う、非常に高度な教養放送を行う」という構想のもと、中波放送の新局「ラジオ第3放送」としての開局が予定されていた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「NHK-FM放送」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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