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NHK番組たまご(エヌエイチケイばんぐみたまご)は、NHKが随時行っていた実験的単発特別番組枠の総称である。 == 概要 == NHKでは以前から、新番組編成の参考となる特別番組(パイロット版)やレギュラー化を目指したさまざまな実験的番組を企画・制作し放送してきた。しかしそれらは必ずしもすべてが事後に十分な検証が行われたとはいえず、そのままで終わってしまったりレギュラー化しても続かないといったことがあった。 そんな中、一連の不祥事から脱却しより視聴者に楽しんでもらえる番組作りを心がけようとこれらの番組を2005年に「番組たまご」の名でプロジェクトとして体系化した。以後はこのプロジェクトの中で随時新しい発想のテレビ番組を企画し、視聴者からの意見も反映して今後のレギュラー化等につなげようとする試みを行っている。 「番組たまご」の名前の由来は、今後新たに放送されるかもしれないレギュラー番組の素であるというプロジェクトの趣旨とNHKのロゴマークのたまご型である。また競争原理の導入を求められていることもあり、最近では外部のプロダクションに対しても企画提案を広く呼びかけている。 この「番組たまご」によって放送された番組がすべてレギュラー化されるというわけではない。放送後、視聴者から寄せられた反応、視聴率などのデータの分析に加え番組制作にかかった費用の計算と報告が義務付けられているのがそれまでと大きく異なる点である。つまり、視聴者からの反応が良くても番組制作に多額の費用がかかった場合は大幅なコストダウンをしなければレギュラー化されない。この事後検証によって、定番化の可否が決定される。さらに定番化が決まった番組についても、上記の事後検証によりそのままの形での放送か大幅な手直しをしてからの放送かが決められる。 また2006年から、NHK関連団体のプロダクション(NHKエンタープライズ・NHKエデュケーショナル・NHKサービスセンターなど)を通さず外部の民間プロダクションに直接制作を委託する「外注」を行う番組もある。 NHKワールドTVでも「番組たまご」と同じ趣旨の番組として制作される「WORLD TV TRYOUT」(2012年度は11月~12月放送予定)がある。 2013年夏を最後に「番組たまご」名目での番組は作られなくなり、2014年3月をもって、番組たまごのホームページも閉鎖された。 なお2016年度は、土曜23:00-24:00の枠において「開発ゾーン枠」と題した単発枠〔平成28年度前期基本放送番組表 〕でこれらの番組を編成することになり、事実上「番組たまご」の体裁が復活することになった 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「NHK番組たまご」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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