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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
NISグループ株式会社(エヌアイエスグループ、)は、日本の消費者金融・事業者金融業を営んでいた企業。1960年に愛媛県松山市で創業したが、現在は東京都と愛媛県の2ヶ所に本社機能を置いていた。 近年、自動契約機を撤去したり、オリエント信販(現・ネットカード)に消費者ローン債権を売却するなど消費者金融を縮小し、事業者金融に軸足を移していたが、後述の通り貸金業を廃止し、投資銀行事業・貿易サポート事業・海外進出サポート事業に業態を転換していた。 2012年5月、民事再生手続の申し立てを東京地裁に行い経営破綻。負債総額は、約500億円〔「NISが破綻、負債総額500億円で6月10日付上場廃止 」 『ロイターニュース』 2012年5月9日〕〔最新倒産速報 NISグループ(株) 東京商工リサーチ 2012年5月9日〕。 同11月に同手続廃止し〔大型倒産速報 中小企業向け金融【続報】元・東証2部上場 NISグループ株式会社 民事再生手続き廃止決定受ける 負債508億2300万円 帝国データバンク 2012年11月14日〕〔 NISグループ株式会社 平成24年11月1日〕、破産手続に移行したと同時に、公式ウェブサイトは破産管財人運営となった。そして2013年9月11日に破産手続が結了した。 かつて竹内力がCMキャラクターを務め、CMコピーは「ニッシンはあなたの力(りき)になりたい」だった。ヒューザーの小嶋進の自家用飛行機ソカタ TBM 700(Socata TBM 700、JA8894)は、元ニッシンの社有機で、嵜岡が小嶋に約2億円で譲り渡し、耐震偽装問題摘発後、差し押さえられ競売に掛けられた〔日住協会報 2002年1月 (pdf) 〕。 == 沿革 == *1960年 - 株式会社日新商事として愛媛県松山市で創業。 *1990年 - 商号を株式会社ニッシンに変更。結婚式総合情報サービス部門として「ビッグアップル」発足。 *1994年 - 株式を店頭登録。 *1996年 - 大阪証券取引所第二部に鞍替え。 *1998年 - 東京支社を東京本社に格上げ。 *1998年 - 東京証券取引所第二部に上場。 *1999年 - 東京証券取引所、大阪証券取引所第一部指定。 *2000年 - ビッグアップル部門を「株式会社ビッグアップル」として分離。 *2002年 - ニューヨーク証券取引所に上場。 *2002年 - 大阪証券取引所上場廃止。 *2002年7月 - ウェッブキャッシング・ドットコム全株を株式交換でアイシーエフ(現:オーベン)に売却。 *2004年 - アイシーエフがエッヂ(ライブドア)に株式交換で売却したウェッブキャッシング・ドットコム株式をエッヂから買い戻す。 *2004年 - 消費者ローン債権をオリエント信販(現・ネットカード)に売却。ビッグアップルの保有株を一部売却。 *2006年9月5日 - 保有していた、ウェッブキャッシング・ドットコムの全株式を株式会社メディアイノベーションに売却 *2006年10月1日 - 商号をNISグループ株式会社に変更。同時に全ての融資金利を18パーセント以下に引き下げ、いわゆるグレーゾーン金利から撤退 *2008年 - ニューヨーク証券取引所上場廃止 *2010年12月31日 - 日本振興銀行の経営破綻で債務超過となり、貸金業法で定める純資産要件を満たさなくなることから、貸金業を廃止〔NISグループプレスリリース 2010年12月22日〕 *2011年8月1日 - 債務超過により、東京証券取引所第二部指定 *2012年5月9日 - 民事再生手続開始の申立てのため、東京証券取引所第二部の整理銘柄に指定 *2012年6月10日 - 東京証券取引所第二部上場廃止 *2012年11月1日 - 民事再生手続廃止、事業は8月までに別会社に譲渡と発表(※詳細は後述参照) *2012年11月30日 - 破産手続開始決定 *2013年5月10日 - SL株式会社(旧・NISリース)、特別清算申請〔帝国データバンク 大型倒産情報より 〕 *2013年9月11日 - NISグループの破産手続結了。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「NISグループ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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