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Nano-JASMINE : ウィキペディア日本語版 | Nano-JASMINE[なの じゃすみん]
Nano-JASMINE(ナノ・ジャスミン、''Japan Astrometry Satellite Mission for INfrared Exploration'')とは、日本の国立天文台が開発している人工衛星である。重量35kgの超小型衛星で、太陽同期軌道から恒星の天球上での位置を測定することを目的とする。打ち上げは2017年12月に予定されている。 == 概要 == Nano-JASMINE は日本初の位置天文衛星で、大気の影響を受けない宇宙空間から恒星の位置を高い精度で測定し、恒星までの距離(年周視差に基づく)や固有運動を明らかにすることを目的としている。順調に打ち上げられれば1989年に欧州宇宙機関が打ち上げたヒッパルコス衛星に続く世界2番目の位置天文衛星となる予定であったが、2013年12月に欧州宇宙機関がヒッパルコス衛星の後継機であるガイア衛星を打ち上げたため、世界で3番目の位置天文衛星となる見込みである。日本で計画されているJASMINEシリーズの最初の一機と位置づけられており、将来的に打ち上げが予定されているより大型の「小型JASMINE」や「JASMINE」に向けて技術の検証を行うことが目標の1つとなっている〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「Nano-JASMINE」の詳細全文を読む
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