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No.74粘着手榴弾 : ミニ英和和英辞書
No.74粘着手榴弾[なんばー74ねんちゃくしゅりゅうだん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

粘着 : [ねんちゃく]
  1. (n,vs) cohesion 2. adhesion 
: [ちゃく]
  1. (n,suf) (1) counter for suits of clothing 2. (2) arriving at .. 
着手 : [ちゃくしゅ]
  1. (n,vs) embarkation 2. launch 
: [て]
 【名詞】 1. hand 
手榴弾 : [てりゅうだん, しゅりゅうだん]
 (n) (hand)grenade
榴弾 : [りゅうだん]
 (n) high-explosive projectile
: [たま]
 【名詞】 1. bullet 2. shot 3. shell 

No.74粘着手榴弾 : ウィキペディア日本語版
No.74粘着手榴弾[なんばー74ねんちゃくしゅりゅうだん]

No.74粘着手榴弾(ナンバー74ねんちゃくしゅりゅうだん)はイギリス第二次世界大戦中に設計、配備した手榴弾である。制式名称はGrenade, Hand, Anti-Tank No. 74。広汎にはスティッキー・ボム(''Sticky bomb'':粘着爆弾の意)として知られた。
== 概要 ==
No.74粘着手榴弾は、イギリス陸軍ホーム・ガードの使用のために開発された幾つかの対戦車兵器の一つである。これはイギリス軍ダンケルク撤退の際に装備の大半を放棄した余波として、十分な量の対戦車ライフルを欠いた事への特別な解決策だった。設計は、ミリス・ジェフリーズ少佐と、発明家であるスチュアート・マクレーを部員に含むイギリスの兵器設計部局、MIR(c)のチームによって行われた。
この手榴弾の構造は、強力接着剤でくるんだガラス製の球形容器にニトログリセリンを収容し、板金のケースで包んだものである。使用者が手榴弾の柄上部のピンを引くと、ケースは剥落し、球体部分が露出される。もう一つの安全ピンは発火機構を作動させるものであった。さらに使用者は、ガラス球を壊すに十分な力で手榴弾を敵の戦車や車両に吸着させた。吸着後、柄のレバーを解除し、5秒の遅延信管を作動させる。この信管はニトログリセリンを爆発させた。
設計上この手榴弾にはいくつかの誤ちがあった。試験では、塵埃にまみれていたり泥だらけの戦車に吸着できず、また使用者が手榴弾のケース解除後に慎重を欠いたならば、それは簡単に彼の制服に吸い付いた。陸軍省の兵器委員会はこの手榴弾をイギリス陸軍が使用するものとして承認しなかったが、ウィンストン・チャーチル首相の個人的な干渉から手榴弾の量産開始に至った。1940年から1943年の期間におよそ250万発が製造された。これは主としてホームガードへ供給されたが、北アフリカ戦線ではイギリス軍とイギリス連邦軍(イギリスの植民地軍)によって使用され、6両のドイツ軍戦車を撃破し、またオーストラリア陸軍ニューギニアの戦いの期間中に装備した。フランスレジスタンスもまた、相当量この手榴弾を供給された。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「No.74粘着手榴弾」の詳細全文を読む




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