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null(ヌル、ナル)は、何もない、という意味で、プログラミング言語などコンピュータ関係では、「何も示さないもの」を表すのに使われる。同様のものに、nilが使われることもある。他の名前のこともある。 英語ではと読むが、日本では「ヌル」が定着している。 プログラミング言語などにおいて、 null やnil といった予約語や定数名のものなどの意味がどういったものかは言語により、場合によっては実装ごとに違う。ポインタや参照のある言語では、ヌルポインタなどと呼ばれる何も指さない特別なポインタであることもあるし、Pythonのようにオブジェクトの〔証拠として例えばNone.__str__() のように参照できる。〕こともある。古典的なLISPのように真理値の偽(の代表)や空リスト「() 」を兼ねたもの(それらと同じもの)だったりすることもある。== 語源 == ドイツ語などで0を意味する (ヌル)に由来し、さらには、ラテン語で「無」を意味する に由来する。英語読みに近い「ナル」と呼ばれる場合もある(専門書、国家試験〔情報処理用語正誤表 〕など)。nilはラテン語の古語"nihil"の変化したものである〔http://www.kitashirakawa.jp/taro/latin9.html#latin54〕。 英語では はコンピュータに限らず使われ、しばしば または と交換可能である。例えば、 は (零行列)、 は (空集合)と同義である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「Null」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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