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OGLE-TR-111 : ウィキペディア日本語版 | OGLE-TR-111
OGLE-TR-111はりゅうこつ座の方向に約5000光年の位置にある恒星である。17等級と暗い星であり、星表にはまだ乗っていない。 ==惑星系== 2002年、 Optical Gravitational Lensing Experimentはこの恒星から来る光が4日ごとに周期的にわずかに暗くなっていることを検出した。これは惑星程度の大きさの天体が恒星の前面を通過していることを示していた。しかし天体の質量が測定されていなかったため、これが真の惑星か低質量の赤色矮星等なのか分からなかった。2004年に視線速度が測定され、この天体は真の惑星であることが明らかとなった。 この惑星は恒星の近傍を公転しているホットジュピターだと考えられている。質量は木星の半分程度で、地球と太陽の距離の1/20程度の公転軌道を公転している。 2005年、この惑星以外の天体による通過が観測されたことが発表された。OGLE-TR-111cと名付けられたこの天体も太陽系外惑星の可能性があると考えられている。この天体が惑星であることを確定するにはさらに多くのデータが必要であるが、惑星であることが確定されると、OGLE-TR-111は複数の惑星が表面を通過する初めての恒星となる〔 〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「OGLE-TR-111」の詳細全文を読む
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